2009年7月24日にオープンした「パティスリー アンソレイエ」。アンソレイエは、フランス語で「陽があたる」という意味。そんな暖かさにぴったりの季節にオープンしたこのお店も、初めての冬を迎えました。シェフパティシエの川島正善さんは、ザ・リッツカールトン東京やオテル・ドゥ・ミクニなど数店を経て、このお店をオープンさせたそう。なるほど、ショーケースには彩りも美しい、おいしそうなケーキたちが並びます。もちろん、焼き菓子も充実。陽のあたる店内には、カフェスペースもあるので、ゆっくりとお茶とケーキを楽しむこともできます。東急世田谷線、松原駅から徒歩1分という好立地。実は世田谷線、いまどき都会では珍しい路面電車、ほんわかとした温かさにつつまれています。この電車に乗って、アンソレイエまで出かけたら、なんだかすべてがピクニックのような幸せな時間になりそう。皆さんも、暖かい日差しの中、ぜひアンソレイエに出かけてみてはいかがですか。
(2009.12) 




キャラメルポワール
¥430

キャラメルの甘さとほろ苦さのバランスがよく、ラムレーズンの洋酒がキリッと効いています。タルト生地は、さくっと仕上がっていて、コクのあるおいしさ。ハチミツでソテーされたポワールのしっとり感が、クレームダマンドのしっとり感とよく合っています。

モンブラン
¥500

食べやすくて、盛りだくさんの楽しみがあるモンブラン。底に敷かれたダックワーズ生地は、ヘーゼルナッツの香りがふくよかで、さっくりとしています。和栗とフランス産の栗のいいとこどり!という感じのマロンクリームは、コクはありながら、ナチュラルな味わい。中には贅沢に、栗の渋皮煮が一粒まるごと入っているのもうれしい。

フレーズ ルージュ
¥450

ココット仕込みのショートケーキという感じのやさしい味わい。気持ち粗めに仕上がっているジェノワーズは、たっぷりのシロップを楽しむためにある感じ。トップの生クリームは、ミルキーで軽めの印象。全体のパーツがそれぞれやわらかく、すーっと馴染んで、口の中で溶けていきます。

ファンタジー
¥480

ミルクチョコレートと杏の組み合わせが新鮮なおいしさ。ムースの中に、細かく刻んだ杏が入り、いいアクセントに。どこからか、ふわっと香るエピスのような香りが、まったりとした味わいを、すっきりとさせてくれます。甘さと酸味のバランスも絶妙です。

ピスタチオ スリーズ
¥480

どこかバナナのようなまったりとした甘さを感じるピスタチオのムース。センターに仕込まれたフランボワーズの酸味が効いています。やわらかくて滑らかなムースの底には、フィヤンティーヌも敷かれ、食感の違いが楽しめます。







パティスリー アンソレイエ
住所 東京都世田谷区赤堤3-3-11 LANZ松原1F
TEL03-6751-4301
営業時間10:00〜19:00
定休日不定休
アクセス 東急世田谷線松原駅から徒歩1分
京王線下高井戸駅から徒歩8分
小田急線豪徳寺駅から徒歩10分



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