ペルティエ


10月1日に、フィリップ・コンティシーニプロデュースのケーキを引っさげてリニューアルオープンしたペルティエ表参道本店。建物もケーキも、斬新な面白さのある新しいスタイルが特徴的です。奇抜なもの以外にも、従来のペルティエのケーキやそれに少しアレンジを加えたもの、ボンボンショコラやパート・ド・フリュイ、焼菓子類も揃っており、充実した品揃え。広いカフェが併設されているので、表参道散策の途中に一休みするのにもぴったり。フランスから来た新しい風を感じられそうです。(2003年10月)



サテン \550

ホワイトチョコレートのムースの中から、バジル入りのアプリコットソースがトロリと流れでてきます。バジルのピリピリと刺激的な風味とアプリコットの酸味が効いています。サクサク感が小気味良いクルミとココナッツのビスキュイが食感のアクセント。味の組合せが面白いケーキ。
グリュエ \500

塩とレモンピールを効かせたチョコレートケーキ。チョコの割合が多いのに、全く異なるテイストを持つ2つの素材がアクセントになり、軽さを感じます。チョコレート以外の素材の影響の仕方は、組合せではなくあくまで"アクセント"。アクセントとテクスチャーの楽しさが味わえます。
トリアングル \500

「リオレ」(牛乳で炊いた米)が入っており、一口 口に入れると衝撃的なほどのスパイシーさを感じます。ターメリック、コリアンダーなどのスパイスが強烈に香り、ケーキの常識をくつがえされてしまうほど。甘いトロッとしたマンゴーのチャツネがアクセント。覚悟して望みたい異色派ケーキ。
ルシアン \550

ホワイトチョコレートムースの"ふんわり"、上部に閉じ込められたアプリコットのジュレの"トロリ"、そしてジョコンドの"しっとり"とフィユティーヌの"ザクザク"という4種の食感が楽しい。ホワイトチョコのミルキーな甘味と、アプリコットの爽やかな酸味の相性がよく、ノワゼットのコクがアクセントになっています。
バー オランジュ アメール \500

中はガナッシュのみなので、長いボンボンのようなチョコレート。オレンジの風味よりも、プラリネの濃厚な味わいとねっとりとした食感が強く主張しています。他に、ココナッツとアーモンド風味のミルクチョコ"ココ"や、サクサクした食感が楽しめる"クラクラン"があります。

住所東京都渋谷区神宮前6-2-9
TEL03-3499-4791
営業時間10:00〜21:00
定休日無休
アクセス明治神宮前駅より徒歩2分