プティ・ブローニュのオーナーシェフ、斎藤喜美夫さんは、職人仲間のたくさんいる研究熱心な方。勉強会などを開いたり、いつもアンテナをはることを忘れない。そんな斎藤さんの作るケーキは、基本を大事にしながら新しい風をとりいれている。今回ご紹介するケーキの中には、みなさんが行った時に姿を消しているものもあるかもしれません。でも、かわりにまた、新しい風が吹いていることは間違いなし！。あなたが行く時は、どんな風が吹いているのかな？ （2000年2月）

	バルケットマロン　　３５０円 アーモンドプードル入りのタルト生地に、マロンクリームが山型に絞られている。上からココアでお化粧し、ハートの飾りがついたとてもかわいいケーキ。
	ラ・セーヌ　　３５０円 下に薄く敷かれたココア生地のスポンジの上にパッションフルーツのムースがのっている。涙型の繊細な形と、パッションのさわやかさが絶妙なバランス。上に飾られているフルーツの鮮度の良さが伝わってくるような軽い味わい。
	モンブラン　　３００円 ９０％以上、本物の栗を使っている。下のスポンジがふんわりとしていて、上の優しいクリームの味わいと良くあっています。栗本来の味を楽しむために、クリームにはお酒が入っていません。斎藤シェフの自信作。
	ハーモニー　　３８０円 神戸の「ハイジ」にいらした小山進さんが考えたというレシピを、斎藤さんがアレンジしたもの。カリカリとした食感のクランチが入っていて美味しい。アマレットのムースに、上手にいちごを合わせている。上にはヨーグルトの白いムースがのっている。
	チョコレートムース　　３８０円 タルト生地の上に一枚チョコレートでコーティングしてある。まったりとコクのあるチョコレートムースにオレンジコンフィのほろ苦さが効いている。また、チョコレートムースの下はシャンティショコラになっていてムースと一体化している。この写真は、ヴァレンタインデー用の飾り付けです。