世田谷区代沢の「Pâtisserie et café Plaisir」。以前からあったお店ですが、今年1月に新しいシェフを迎えて、生まれ変わりました。新生プレジールのシェフパティシエに就任した捧 雄介(ささげ ゆうすけ)さんは、「オテル・ドゥ・ミクニ」や「ロワゾー・ド・リヨン」などで腕を磨いた、パティシエ歴13年という方です。間口が広く、自然光が差し込む店内は、半地下とは思えないほど明るく、ショーケースには色とりどりのケーキたちが並びます。定番ものはもちろん、旬のフルーツを使ったものなどは、きっとその時期にしか出会えないものかもしれません。その他、焼き菓子もかなり充実。ヴィエノワズリーなどのお菓子屋さんらしいパンも並び、さらに魅力的な店に生まれ変わったプレジール。時間のあるときには、カフェでゆったりとした時間を過ごすのもお薦めです。
(2010.03) 


レヴェイユ
¥420

手に取っただけで、いちごの香りがふんわりと漂う春らしいケーキです。ピンク色のいちごムースのセンターには、甘さのしっかりしたいちごのジャムと、香りのしっかりしたピスタチオのムースが潜んでいます。間に入った、ちょっとしとり気味のフィヤンティーヌが、やわらかい食感を生み出し、全体にやさしい仕上がりになっています。

オランジェリー
¥450

オレンジの爽やかさ・・・と思いきや、なんとみかんを使ったこのケーキ。みかんのコンフィとクリームにホワイトチョコレートの組み合わせで、爽やかさの中にも、意外とまったりとコクのある味わい。しっかりとした甘さ、みかんのコンフィのほろ苦さ、そして底のビスキュイに打たれたシロップにほんのり効かせた塩味と、それぞれが主張した、見た目よりも力強さのあるケーキです。

コンパレゾン
¥450

とてもやわらかくキメの細かいムースです。やさしい食感からは想像がつかないほど、甘くてビターなチョコレートのムース。そして、酸味のしっかりとしたレモンクリームと、ガツンとした苦みのレモンのコンフィ。底のチョコレートとピーカンナッツのカリカリ感がアクセントに。

イチゴミルク
¥400

グラスに仕込んだショートケーキ。ふわふわっと軽い口あたりがやさしい。甘さ控えめの生クリームは食べやすく、酸味の少ないイチゴのコンフィ、カスタードクリームの卵っぽさと、練乳クリームのコクで、いかにもイチゴミルクという感じ。子供から大人まで、みんなが好きな味わいです。

ミルフィーユ
¥450

中までしっかりと焼きこまれたパイは、香ばしく、サクサクと崩れる感じがうれしい。カスタードクリームはやわらかくて、間に挟まれたいちごのスライスの甘酸っぱさと合っています。きりっと効いたパイの塩気が、いいアクセントに。







Pâtisserie et café Plaisir
プレジール

住所 東京都世田谷区代沢4-7-3
TEL03-6431-0350
営業時間10:00〜20:00
定休日月曜(祝日の場合は翌日)
アクセス



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