捧 雄介さんが、世田谷区代沢の「プレジール」のシェフパティシエとして就任したのは、昨年の1月のこと。それから1年と数ヶ月しかたっていないとは思えないほど、今では、捧シェフの存在は、日本の若手パティシエを語るときに、必ずその名前が挙がるほどになっています。
そんな捧シェフの「プレジール」に、この夏の新作を探しに行ってきました。
パナデリアでは2度目のご紹介となりますが、ショーケースには相変わらず、優しさと力強さを感じさせてくれるケーキの数々が並んでいます。シンプルなだけにそのおいしさに手が抜けないロールケーキから、味と技術が複雑に組み合わされたケーキまで。そして、生ケーキだけではなく、ヴィエノワズリーや焼き菓子までが店内を彩ります。カフェスペースでは、ケーキや飲み物のほか、シェフ自ら作ってくれるパフェなども楽しめます。
プレジール・・・喜び。そう、すべては、お客さまの喜びのために作られているのです。
さて、今年の夏の新作には、どんな喜びが詰まっているのかな?皆さん、夏が終わってしまう前に、急いで召し上がれ。
(2011.08) 

以前のご紹介ページはこちら
http://www.panaderia.co.jp/members2/cakeshop/plaisir/

捧シェフの「こだわり職人」でのご紹介はこちら
http://www.panaderia.co.jp/members2/craftsman/ar_plaisir_daizawa/









レ フルール
¥480

ラベンダーのムースショコラ、カモミールのクリーム、ハイビスカスのガナッシュ、ジャスミンの生地と、4種類の花が楽しめる組み合わせ。ラベンダーの香りがふわっと広がり、ハイビスカスのガナッシュのほろ苦さがベースに響いてきます。カモミールの香りもしっかり。ジャスミンの生地の風味も活きていて、複雑な組み合わせでいながら、それぞれが出過ぎないので、すっきりと心地よいおいしさに仕上がっています。



タルト シトロン
¥420

しっかりとしたレモンの酸味のあるクリームは、とろりと口あたりが良くて、ツヤツヤ滑らかな美しさ。サクサクッとしたタルトの食感も良く、トップのキャラメリゼの小気味よい苦みと食感とのバランスがとてもいい。全体に甘さも酸味もしっかりとしながら、後味が爽やかなところがいかにも夏のケーキです。


ボレロ
¥480

口溶けがなめらかなフロマージュブランのムースの中に、爽やかなオレンジのクリームと、目の覚めるような酸味のパッションのジュレが閉じ込められています。下にしかれたビスキュイには、洋酒がきりっと効いています。繊細ながらも1本筋が通った力強さを感じる印象的なおいしさです。


ベリーヌ ピニャ・コラーダ
¥500

しっかりとココナッツが効いたブランマンジェは、やさしく口の中で溶けていきます。マリネされたパイナップルとジュレが、さらに南国感を増す感じ。トップの生クリームは、ラム酒が効いているので、意外とすっきりとした味わいです。見た目も味わいも夏らしい爽やかなグラスデザートです。






プレジール
住所 東京都世田谷区代沢4-7-3
TEL03-6431-0350
FAX03-6431-0400
営業時間10:00〜20:00
定休日月曜(祝日の場合は営業、翌日休み)
アクセス




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