ル・ププランのケーキは、濃厚なチョコレート系も、爽やかにフルーツを使ったものも、どれも大人から子供まで食べられる素直な味わい。でも、それだけに留まらず、きりっと一本筋の通った味があり、1つ1つがしっかりと顔を持った職人のケーキになっているのはさすがです。実は、クーベルチュールチョコレートでは13種類を使い分けるという岡本シェフ、素材以外でも、ムースの食感や生地の組合せのアレンジを変えるなど、目に見えない細かい配慮が感じられます。 本当の技術と味を知っているからこそできる、考えられたやさしい味。ケーキにシェフの個性が現れることを、改めて感じさせるケーキがここには並んでいます。(2005.1.17)


ミニョン  
\350(\367税込み)

本当に泡のようなムース(泡の意味)と、軽く焼き上げたビスキュイが口の中であっという間になくなってしまうようなやさしい口溶け。イチゴのコンポートの甘みがしっかりとしていますが、下のワインのムースのレモン風味が効いているので、全体のバランスがとれています。
アプレミディ  
\350(\367税込み)

柑橘系のムースと、ミルクチョコレートの組合せ。パーツをそれだけで味わうとそれほど風味が強くないのに、全体を口に入れると、オレンジの爽やかさとチョコレートのコクがお互いを高めあうように広がるのがわかります。決して、チョコレートだけが主張することなく、食べやすい味わいになっています。

リヴォリ  
\330(\347税込み)

しっとりと厚みのあるダクワーズ生地、シュワっと溶けるような軽いバタークリーム、下の層に潜んでいるジャリジャリとしたキャラメリゼ、3つの食感が印象的。クリーム部分と生地は甘さ風味ともに控えめですが、最後に訪れるマロングラッセとキャラメリゼの風味が全体をまとめ上げています。
ロールケーキ
\380

きめ細かく、ふんわりしっとりとした生地の卵の香りと、甘さを控えた生クリームの乳風味。その2つのおいしさがやさしく溶け合い、口いっぱいに広がる幸せ!どちらもごくシンプルながら、食感と香りのいかし方が上品で、毎日でも食べたいと素直に感じる味わい。大きめにカットしてあるので、食べ応えも十分です!
※1本でも販売しています

コーズリ  
\380(\399税込み)

彩りのきれいなフルーツの下には、生クリーム、クレームパティシエール、そしてジェノワーズをカットしたものとフランボワーズのピュレが隠されています。厚めに焼いたパイ生地のざっくりとした固めの食感と、クレームパティシエールのトロリとしたやわらかさの組合せが面白い一品。パイ生地のバターの風味と塩気もおいしい。





住所 東京都多摩市関戸4-7-8
TEL042-376-0970
営業時間10:00〜20:00
定休日
アクセス京王線 聖蹟桜ヶ丘駅 徒歩5分