リュー・ド・パッシーの魅力の1つは、長島正樹シェフの感性が常にケーキに反映されているところ。定番のケーキの良さはもちろんですが、行くたびに新しいケーキやリニューアルされたデザインを発見するのは嬉しいこと。今は夏らしい素材を使ったケーキが旬、1年間で10日間だけ販売するという幻の(?)ロールケーキも夏だけのお楽しみです。
それから、なんとパナデリア刊行『スイーツバイブル』がレジの前に飾られているのを発見しました!長島シェフ、どうもありがとうございます!(2004.8)



バルザック  
  \380(税込み\399)

コーヒーの苦味と香り、そしてキャラメルとチョコレートの香りを封じ込めた2層のムースで構成されています。上下のビスキュイはしっとり感が程よく一体感のあるやわらかさ。濃厚な味わいですが、苦味、香りのバランスが良いので、重さを感じさせません。いわずと知れたリュードパッシーの名作ですが、デザインが少し変わっているので要チェックですよ。
ガトーノワ
   \380(税込み\399)

バニラ風味のバタークリームを使ったシンプルなケーキ。やや固めのクルミのビスキュイは、密度がありどっしりとコクのある味わい。バターの風味をいかした軽いクリームとよく合っています。強い風味を強調するのではなく、どこかやさしい感じのするケーキです。
シトロンヴェール
  \380(税込み\399)
※残念ながら今年の販売は終了しました

ライムを使った爽やかなムースはふんわりと軽くシュルッと口の中で溶けていきます。中には甘みと酸味のギュッと詰まったフランボワーズのジュレ。酸味がしっかりあるので、暑い日にもぴったりです。
エクレール ショコラ
  \280(税込み\294)

丁寧な仕事ぶりがうかがえる上品なデザインのエクレア。ココア入りのシュー生地は軽くサクッとした食感です。中のチョコレートクリームはガナッシュを思わせる濃厚なもの。ほろ苦さとほのかな酸味は大人が独占したいおいしさです。

エクレール キャラメル
  \280(税込み\294)

キャラメルの味にも種類がありますが、これは苦味よりもミルキーさを強調したタイプ。キャラメルの香りと甘さ、それを引き立てる塩が一体となり、やさしさの中にも主張のあるおいしさ。固めに焼いた口溶けの良い皮はもちろんですが、シャリシャリ感のあるフォンダンの食感との相性も絶妙です。





住所東京都目黒区中央町2-40-8
TEL&FAX03-5723-6307
営業時間9:30〜19:30
定休日水曜日
アクセス東急東横線 学芸大学駅 西口より徒歩5分