パナデリアでも2度目のご紹介になる大阪の人気店「パティスリー リョーコ」。久しぶりにお店を訪ねてみると、相変わらずの繁盛振りで、開店と同時にお店の外には、行列ができています。前に並ぶ方たちと、にわかスイーツ談義を楽しみながら、ゆっくり順番を待ち、さて、いよいよ自分の番がやってきます。店内は、4,5人も入ると満員という感じではありますが、ショーケースの中できらきらと輝くケーキを見ていると、つい外に並んでいる人の存在を忘れて、長居してしまいそう!今は春、ショーケースの中には季節のフルーツ、苺がつやつやとした顔でこちらを見つめています。もちろん苺からのラブコールに応えて、いくつかセレクト。あっというまにショーケースから消えて行くケーキたちが心配になりますが、でも大丈夫。厨房から次々に新しくケーキが運ばれてきます。とはいえ、この人気なので、やはりお店の閉店時間が「売切れ次第!」というのも納得。パティシエール竹内良子さんのケーキを、絶対に食べたいという方は、早めにお店に駆けつけて!(2009.03)



フレジエ  
¥490 

ふんわりやわらかめのビスキュイに、とにかく軽いクレームムースリーヌ。お店の方に、持ち帰り30分以内がベストですと教えていただいたのですが、なるほど、とにかくやわらかいクレームなので、とろりとした口当たり。甘さと酸味のバランスのいい苺もおいしい。長く持ち歩くことはせず、お店を出たら、すぐ食べたい! (もちろん、お行儀の悪くないように!)

ミルフィーユ
¥380

しっかりと焼きこまれたパイは、塩味のバランスがよく、サクサク感が見事。そして、ふわっと抜けていくバターの香りにうっとり。まるでメレンゲが入ったようなふんわりとしたクレームパティシエールは、口の中ですっと溶けていくようです。
ショコラモンブラン
¥520

なるほど!うわさどおりのモンブラン。全体的にしっかりとショコラを楽しめます。トップのクリームは甘さ控えめで、カカオ分がしっかりと効いたもの。モンブランクリームにもガナッシュが入り、ビターな味わいが絶妙。センターのミルク味のガナッシュクリームは、まったりと濃厚で心地よい。ショコラ生地とガナッシュクリームの間に、薄く敷きこまれたショコラキャラメルも、粋なおいしさです。
タルトフレーズ
¥440

下のタルト生地は、しっかりと焼きこまれ、アーモンドのフレッシュな感じも伝わってきます。中に敷きこまれたクレームパティシエールが、とろりと柔らかくやさしい感じ。つやつやとした苺は、しっかりと甘くて、全体をまぁるい印象にまとめあげてくれます。あまりあれこれ考えずに、素直に楽しみたいケーキです。
モエルーショコラ  
¥320 

濃厚なチョコレートの味わいなのに、食べ心地が軽い。苦みも少なく、食感がソフトなので、食べやすく、口どけがいいのも特徴。軽く温めて、中のガナッシュをとろりとさせ、生クリームをたっぷり添えて食べたい!




パティスリー リョーコ
住所 大阪府東大阪市荒本北130
Tel06-4309-3056
営業時間10:30〜売切れ次第閉店
定休日月曜・火曜
アクセス近鉄けいはんな線荒本駅より徒歩5分ほど。「カルフール」のそば



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