田園調布や奥沢から程近い閑静な住宅街に、新しいパティスリーがオープンしました。こちらのシェフパティシエを務めるのは、渋井洋さん。パナデリアでは、講習会やセミナーなどで何度もお世話になっている方です。渋井さんは、ルコントで修業し、トロワグロ、ランスローなどでシェフ、そして雪印乳業や中沢乳業の製菓長を経て、柿の木坂キャトルのシェフとして活躍され、この秋ついに独立してご自身のお店をオープンしました。
赤いファサードをくぐると、ショウケースの中には旬のフルーツを使ったケーキや、産地別ショコラを使ったマカロンなどこだわりの商品がいっぱい。フランス仕込みの本格派のプティガトーから、誰もが好きなシュークリームにショートケーキまで、多彩なラインナップ。焼き菓子やコンフィチュールも充実。今後はトレトゥールやヴィエノワズリなども、徐々に増やしていくそうです。
ちょっと足を伸ばせば自由が丘もすぐという、パティスリー好きにはたまらない立地。秋のスイーツハントに、レ・クレアシオン・ドゥ・パティシエ シブイに足を運んでみてはいかがでしょうか? (2008.11)



ショートケーキ  
\420

ふんわりと厚めのスポンジの間には、優しい甘みの苺ムース。まろやかな口どけの苺ムースと、ミルキーな生クリームの組み合わせは、子供の頃大好きだった“苺ミルク”を思い出す懐かしいおいしさ。お子様から年配の方まで広く愛されそうなショートケーキです。

シューパリジャン
\210

ガシッと固めに焼きあげたシューは塩気が効いて、トップのナッツが香ばしさを引き立てます。シューの間からはパティシエールがぽってりと顔を出し、卵の濃厚な味わいの中にふわりとバニラが薫ります。乳風味の優しい味わいと、コクのある力強さの合わせ技。こぶりながら存在感のある味わいです。
フェレオショコラ
\367

トロワグロのスペシャリテでもある本格派チョコレートケーキ。ココアも粉も使わず濃厚に仕上げ、口の中で、ホロホロ・・・と、ゆっくり崩れ、甘くほろ苦いショコラの味わいと香りがストレートに広がります。見た目の可愛らしさに拠らず、重厚感のあるクラシカルな味わい。濃い目に入れたコーヒーと共にゆっくり愉しみたい。
モンブランショコラカシス
\441

チョコレート生地の上に、クレームダマンドとカシスを焼きこみ、ミルキーな甘さのガナッシュクリーム、トップにはたっぷりのモンブランクリームをデコレーション。チョコレート、アーモンド、マロンの濃厚コンビネーションにアクセントを加えるのはカシスのジューシーな酸味。ちょっぴり大人のモンブランです。
ノワールエルージュ
\462

渋井シェフのスペシャリテ。艶やかな漆黒のグラッサージュに、鮮やかなピンク色とショコラのブラウン。色彩のコントラストがスタイリッシュ。フランボワーズの甘みと酸味を効かせたディプロマットクリームが、ボリビア産クリオロソバージュを使用した、ショコラムースと一緒に口の中で蕩けます。底に忍ばせたフィヤンティーヌのサクサク感が食感のポイント。




レ・クレアシオン・ドゥ・パティシエ シブイ
住所 東京都世田谷区東玉川2-41-2 サウスウィング101
Tel03-6914-7239
Fax03-6914-7264
営業時間10:00〜20:00
定休日火曜(祝祭日の場合は変更有り)
地図



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