地下鉄有楽町線、麹町駅降りてすぐ、お店の前に着くと、貫禄のある店構えに圧倒されてしまいます。それもそのはず、今回は久しぶりに、洋菓子界の重鎮の一人、島田進シェフのお店、パティシエ・シマに伺ってきました。お店に入ると、ショーケースの中には、パティシエ・シマの代名詞ともいえるクレームアンジュやクレームシマなど、シンプルでクラシックなものから、新しい素材の組み合わせのもの、季節を取り入れた限定のものなど、色とりどりのケーキが数多く並び、見る目を楽しませてくれます。近くにはチョコレートとマカロンの専門店「ラトリエ・ド・シマ」もあり、サロンでゆっくりとした時間を楽しむこともできます。良い意味での古さを大事にしつつ、新しい風を感じられるパティシエ・シマのお菓子。みなさんも、洋菓子界をリードしてきた島田シェフの味を、じっくりと堪能してみてはいかがですか。 (2009.07)





アルモニー
¥472

チョコレートのムースはパッションフルーツの風味が効いて、キリリと軽い口当たりに仕上がっています。センターにはオレンジ風味の木苺のジュレとココナッツのしゃりしゃり感が楽しい生地が。その下にしかれたフィヤンティーヌの食感も、いいアクセントになっています。夏でも食べたい、チョコレートケーキです。



デリスマンゴー
¥420

一際、鮮やかな色でショーケースを飾っていたこのケーキは、フワフワとしたムースとトロッとやわらかなマンゴークリーム。まわりのムースにはシャンパンの軽い苦みが加わって大人の味わい。見た目も常夏の太陽のようで、元気が出てきそうな一品です。



サファリ
¥472

トップに動物の足跡をあしらったタルトは、名前がサファリとワイルドながら、「かわいい!」と、思わず声をあげてしまいます。バターの風味が香るタルト生地、中にはパッションフルーツのクリームがフレッシュに香ります。クラシックなレモンタルトを、エキゾチックにアレンジしたという感じの爽やかなタルトです。



パリフランボワ
¥472

パリパリのパイ生地に、ほのかにプラリネのようなコクを感じるふわんと軽いバタークリーム。トップにあるフランボワーズジャムのプチプチが口の中ではじけます。それにプラスして、センターには、ヌガーのようにカリッカリッとしたフィヤンテーヌが。食感にこだわった、食べていて飽きないケーキです。



キャラメルサレ エクレア(金曜日限定)
¥315

トップのフォンダンには、塩がちりばめられたキャラメルを砕いたものが乗っていて、それらは食感、味わいの役目をしっかりと果たしています。柔らかめのシュー生地と、マイルドなキャラメル、食べやすくてやさしいキャラメルサレです。









パティシエ・シマ
住所 東京都千代田区麹町3−12−4 麹町KYビル1階
Tel/Fax03-3239-1031
営業時間10:00〜19:00(土曜日は17:00迄)
定休日日・祝日
アクセス地下鉄有楽町線麹町駅出口3より徒歩2分
その他ラトリエ・ド・シマ
 03-3239-1530 
 11:00〜19:00(土曜日〜17:00) 日・祝休み



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