北海道で外せないパティスリーといえば、真っ先に頭に浮かぶのが「シイヤ」。洗練された美しいケーキに色とりどりのマカロン、焼き菓子にコンフィチュール…久しぶりに会った椎谷宏一シェフのお菓子たちを目の前に興奮しないではいられません。日高乳業の牛乳や生クリームなど北海道の恵みを最大限に活かしたケーキは、夕方にはほとんど売切れ状態だそう。それにもかかわらず、閉店時間まで次から次へとお客さんがやって来る様子に、改めて「シイヤ」の人気の高さを実感。また、併設されたカフェスペースは、椎谷シェフの人柄を反映するかのような温もりのある空間になっています。さりげなく飾られた花も週に2回コーディネートし直すなど、ここにもシェフのこだわりが見受けられます。皆さんも「シイヤ」にお出かけの際は、テイクアウトだけでなく、この素敵なカフェでゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがですか。

※そして、なんと今回は志賀勝栄シェフもスタッフに交じって一緒にケーキの試食をしてくださいました!志賀シェフ、実は甘いものも大好きなんだそうです。(北海道視察旅行の様子はこちら) (2006.09)






マヤリック・ブラン  
¥388

中からは酸味のしっかりとした綺麗なピンク色のリュバーブが現れます。
(志賀氏「フィヤンティ−ヌのサクサクの食感がgood!リュバーブの味もしっかり残っていて良いですね」)
ミュルミュール  
¥346

マンゴーを取り囲むのは、パッション、マンゴー、バナナ、イチゴを合わせたクリーム。さっくり、ふんわりしたダックワーズ生地の甘さとフルーツの酸味がバランスよく絡み合います。

ポメロ
¥346

グレープフルーツのほど良い苦みとバジルの香りがふわ〜っと広がる、夏にぴったりの爽やかなケーキ。食感は軽いけれど、メリハリのある味わいです。
ドゥスール
¥388

乳風味のしっかりと感じられるミルキーなマスカルポーネのムースにコーヒーの苦みと香りを加えることで、大人の味をプラス。チョコレートのジェノワは優しい口当たり。
タルトショコラバナーヌ
¥315

シナモンの香りとバナナの甘い香りが心地よく広がり、サクッと軽いタルト生地にザクザクのクランブルの食感が美味しさを増します。
(志賀氏「バナナのしっかりした風味と控えめなチョコレートの味わいで、重くないタルトですね」)
マカロン
各¥126

ショーケースに彩り豊かに並んでいた美しいマカロンたち。“クリームを食べるためのマカロン“と言いたいほどたっぷり挟まったクリームの量と濃厚な味わいに嬉しい驚きです。(手前から右回りに:オレンジ、バニラ、ショコラ、カシス、ゴマ)




パティスリー シイヤ
住所 札幌市中央区北5条西21丁目1-15
TEL&FAX011−611−7003
営業時間10:00〜20:00
定休日水曜日
アクセス地下鉄東西線西18丁目または西28丁目から徒歩12分