草柳さんの秘密

焼き上がり 朝9時には揃う。
1日700〜800袋、そのうち半分近くはミルクロールとスコーン。地方発送もとても多い。
パンの種類 週替わり。毎日10種類くらいはある。
材料 酵母はニンジン、リンゴ、ジャガイモなどをミキサーにかけて混ぜたもの。湿度70%、温度40度のところで寝かしている。使った分を足していく。
甘めのパンは、酵母のリンゴなどを多めに。食事パンはそれを少な目にしている。
粉は国産を中心に。
塩は沖縄のシママース。
砂糖は三温糖。
スタッフ11名
スケジュール
早朝2時半に起きてビールの小瓶を。ここに来て働くのは3時半から。6時半までは仕込みでこれは1人で。夕方の5時まで働き、夜の9時半頃には消灯。
店名の由来合計6年のイギリス生活で、公園のベンチで即興で作った詩を朗読するたくさんの人々を見て、いいなあ、と思った。遊びでなにかやるときにはこの名前にしようと思った。
歩く歩くときは、下駄か地下足袋。坊主にしてサムエを着て歩く。オーストラリアとアメリカ以外は80才までの残り20年で歩き尽くしたい。今まではイギリスとアフリカを歩いている。
印象に残っているパン今でも覚えているパンはイギリスのB&Bで出された黒パン。変なパンだなあと思ったけど、今思うと酵母のパンだったと思う。
酵母繁殖あなぐらみたいなところで、パンを作っている人に出会ったことがあり、その方は塩と粉と水だけでパンを作っていた。あなぐらには菌が住み着いているから自然に発酵するとのことだが、即興詩人の厨房もそうなりつつあるとの話。
薫製後数年たったら、是非ハムを作りたい。薫製のものを作るのは実はパンより得意。
ロビンソンクルーソーが夢見たパン自分が無人島に行った時、ふと、ロビンソンクルーソーが無人島にいたとき、こんなパンが食べたかったんじゃないかなあ、と思ったパンがあり、それを作ったときのネーミング。
お店は、都心部からはかなり離れており、お客さんは、当然、ここを目指してくる人だけ。一度食べると地方発送で定期的に頼んでくる人も。