panaderiaが行く  ’97 東日本洋菓子作品展



10月14日から16日まで東京・浜松町の東京都立産業貿易センターで開催されていた'97東日本洋菓子作品展を初日の14日、見学してきました。会場は3、4階のフロアで、4階は第4回全国洋菓子技術コンテスト大会の作品展示、3階は主に洋菓子関連企業の製品展示コーナーとなっていました。


 コンテスト作品はマジパン仕上デコレーションケーキ、バタークリーム仕上デコレーションケーキ、プティ・ガトー、コンフィズリー&クッキー、大型工芸菓子、小型工芸菓子、チョコレート工芸菓子、アントルメ&タルト、ジュニア部門と各部門ごとに競われていました。あめを使った抽象的な大型菓子にはただただ圧倒、繊細なパイピングのデコレーションにはため息、そのほか動物や人をかたどった楽しいマジパン、「食べてみたいっ」と思わせるようなプティ・ガトーなど、どれも秀作ぞろいでした。


 3階の企業展示コーナーには洋菓子原材料(乳製品、洋酒、フルーツ他)、機械、器具、パッケージの各企業や専門学校のブースが並び、製品の紹介などがされていました。特に私たちの目を引いたのは、ケーキオーナメントの会社。ケーキの上にのってる「お誕生日おめでとう」「メリークリスマス」のチョコプレートやケーキの側面を飾る転写シートが展示されていました。転写シートは模様や文字の入ったシートにチョコレートを流して写すもので、昔よくあったシール(裏側から硬貨や鉛筆でこすってつけるの)を思い出してしまいました。また乳業会社のコーナーでは、各社の製品を使ったケーキを勧められ、ついつい食べ過ぎてしまったpanaderia調査班…(いつものことですが)




 会場では有名シェフの方々も多数お見かけし、感動の連続でした。近いうちに取材にいきますので、シェフの皆さん心していてくださいね。(急に強気)