「それから、もうひとつ注意点があります。葉は踏んでも大丈夫ですが、中には成長が進んで穂の赤ちゃんができているものもあります。穂は、踏むと折れて元に戻らなくなってしまうので注意してくださいね」

左は踏んでも大丈夫な麦。
右側は良く見ると、茎が立っているのがわかります。
これを踏んだらだめ!中に穂の赤ちゃんが眠っています



せっかく丈夫に育てるためにやっているのに、穂が折れては本末転倒!
それにしても、同じ時期に蒔いたのに、どうして成長に差があるのでしょうか?

「例えば、蒔いた種が一箇所に密集していると、生えた芽や葉が集まって保温性が高まり、成長が進んでしまうことがあります。同じ時期に蒔いたからといっても、成長は微妙に違うんですよ」

日当たりなど、環境によっても左右することがあるとのこと。これだけは、注意が必要です。