ボヌール誕生!  2006年3月3日

3月3日、雛祭りの日、待ちに待った「ボヌール」オープンの日です。この日は、特別に朝7時から開店ということで、前日までのあわただしさが目に浮かぶよう。新しく取り付けられたピカピカの看板が、道行く人を店内へと誘います。


(真新しい看板はインパクト大!)


(お店の外にまで列が続きます。)



「ボンジュール!いらっしゃいませ。」

お店に入ると、真っ先に響くスタッフの方たちの元気な声。店内は「ボヌール」のパンを求めるお客さんで賑わっていました。子供連れのお母さんやお年寄りなど近所の方を中心に、学生や外国人の姿も。客足は途切れることはありません。それに対応するために、オープニングスタッフも何人か応援に来ているようでした。それでも忙しそうに動き回るスタッフのみなさん。




そんな中、エマニュエルさんに、

「いよいよオープンですね。この日を迎えた気分はいかがですか?」

と問いかけてみると、

「はい…、まあまあです。実は、昨日は1時間しか寝てないんです」

と、少し表情に疲れを見せながらも微笑んでくれました。そして、目を輝かせながらパンの説明をしてくれるエマニュエルさん。


(美しく並べられたエマニュエルさんのパンたち。
毎日の食事の主役に。)



(こちらもエマニュエルさん作。
開店日が記された飾りパンは必見!)



冷蔵ショーケースの上には、フレッシュなオレンジピール入りのフィナンシェやレモン風味のマドレーヌなど、エマニュエルさんが手がけたお菓子も並びます。こんなふうにちょっとしたおやつが買えるのもうれしいところ。エマニュエルさんは、今あるパンのレパートリーについても、少しずつ変えていきたいと意欲を見せます。

「今考えているのは小さいパン・デピス。今後、お店に出していけたらと思っているんです」


(エマニュエルさんのこの穏やかな表情からは、
無事オープンを迎えての安堵の色が伺えます。)



パナデリアでの特集は今回が最後となりますが、日本という異文化の中で、故郷フランスの味を伝えていこうとしているエマニュエルさんの物語はこの先も続きます。まだ始まったばかりの「ボヌール物語」。その先を知りたい方は、ぜひボヌールへ出向いてみてはいかがですか?


セレアル ¥241

ブリオッシュショコラ ¥126

セーグル ¥241

サーモンサンド ¥320

エスカルゴ ¥120




(この日は「ボヌール・サブレ」のプレゼントも。
なんと、45kg分もの小麦粉を使用したそう。
ロゴマークが型押しされたかわいらしいサブレは
食べるのがもったいない!)



(さらに、1000円以上購入した先着150名には、
こんなにキュートなバター皿が。
毎日の食卓が楽しくなりそう。)