気がつけば今年も残すところあとわずか。本当に今年も1年間どうもありがとうございました。
パナデリアのサイト内でもクリスマスケーキをご紹介しましたが、最近はデパートでパティシエの作るケーキを販売する所も増え、選択の幅が一挙に広がりました。どのケーキにするか迷ってしまって決められない!という方も多かったのではないでしょうか?
その気持ちはパナデリアも同じ。本当はパナデリア特選のケーキやシュトーレンだけの予定だったのですが、急遽クリスマスケーキをお願し、クリスマスパーティをすることになりました。そんな訳で、おいしいもの三昧だったパナデリアのクリスマスパーティの様子をご紹介します。
(特集したシュトーレンとケーキはこちら!)



11:00
ア・ポワンでケーキをピックアップ
今年はどこのクリスマスケーキを食べるか?というのは、いつも頭を悩ませる真剣、かつ切実な問題!色々なお店の名前が挙がりましたが、話し合いの末に決まったクリスマスケーキの1つはア・ポワン。定番ともいえる生クリームたっぷりのやさしい味わいって、無性に恋しくなってしまうんですよね。





13:00
今日は夜にパーティを控えているというのにも関わらず、ランチから贅を極めた1品が登場!それはこの時期にしか食べることのできないア・ポワンのフォワグラとトリュフのパイ。

このパイが食べられるとわかってからのスタッフの興奮振りといったら!その期待をはるかに上回るおいしさでした!詳しくはコメントを見てください。







15:00
クリスマスケーキが1つで終わるはずがないのがパナデリア。今年とても勢いのあったエーグルドゥースが2つ目に選ばれました。スタッフKのお気に入りのフレジエがなかったので、今回はショートケーキをオーダーしました。







16:00
パーティの食事を担当するスタッフは一足先に今日の会場となるライター浅妻さんのお宅へ移動。
今日の料理にはとっておきの隠しダマがあるということで、今から楽しみです!






20:00
いよいよパーティがスタート。乾杯は、玉村豊男さんがオーナーの「ヴィラデスト」のシードル、さっぱりとした飲み口です。

パナデリアを主催する三宅清、実は食べるだけじゃなく、作る方もプロ並みの腕前!今回も、今まで食べ歩いたさまざまな料理のエッセンスを自己流に再現した創作料理の数々が登場しました。
「隠しダマ」と言われていた一品は、前菜として登場した、黒豆を添えた鴨のロースト。上品な甘さの黒豆と鴨肉との相性の良さも驚きでしたが、本当の秘密はなんとコーヒー。口にいれるとコーヒーの香りが、ふわっと、そしてほのかに香るのです。焼いた鴨にコーヒーをまぶして移すその香りは、瞬間の驚きと清涼感、そして後味を上品に締めくくる程度にとどまっておりとても上品。コーヒーをスパイスとして使ったまさに創作料理でした!


それ以外にも、ビーフンを牡蠣とイカ墨のソースでいただくパスタ風の一品、柿を丸ごとお皿に見立てた柿と赤貝の白味噌和えなど、美味しさと驚きに満ちた料理が並びました。





Pm11:00
待ちにまったケーキが登場!ケーキは毎日のように食べているパナデリアですが、アントルメとなると話は別。ろうそくを立て、みんなで切り分けていただくケーキのおいしさは格別ですよね。どんなに食べてもケーキだけは別腹のパナデリア。もちろんケーキのコメントは頭にインプットしつつ、全部おいしく楽しくいただきました!詳しくはコメントを見てください。







Pm11:30
パナデリアクリスマスパーティ恒例のプレゼント交換タイム。歌に合わせてプレゼントを隣の人へ回していきます。どんなプレゼントが回ってくるかも楽しみですが、誰がどんなプレゼントを選んだのかというのも気になるチェックポイント。ドキドキしながら、回します。



Pm12:00
いつもバタバタのパナデリアは、今回もやっぱりバタバタ。「急がないと終電に間に合わない!」とスタッフの一部は大慌てで帰り支度を開始。ああ、来年こそは落ち着きのある一年になりますように・・・。
というわけで、こんなパナデリアですが、皆さん来年もどうぞよろしくお願いします!





エーグルドゥースのクリスマスケーキ

エーグルドゥースらしく、シンプルで大人っぽいデコレーション。まさにショートケーキという感じの味わいで、ジェノワーズにたっぷりと打たれたシロップはイチゴのピュレを加えたもののようです。甘みはかなりしっかりとしていて、たっぷりと入ったイチゴの固く締まったような酸味と、とても良く合っています。
アポワンのクリスマスケーキ

お砂糖のサンタクロースやプレートが飾られた、家族で囲むのにふさわしいケーキ。たっぷりの生クリームと共に、上面にはマロンのペースト、中にはムースのようにやわらかく仕上げたマロンのクリームが入っています。2種類のマロン、そして乳風味のある生クリームの組み合わせは、シンプルでありながらア・ポワンにしか出せないやさしく心温まる味わい。どうおいしいのか考える前に、あっという間になくなってしまうのは、やはり岡田サンタの魔法なのでしょうか?

右:おいしいメレンゲが付いてきます。
なんと名前は「ケーキのふりかけ」!

断面にピンク色に見えているのがフォアグラ。
かなりたっぷり入っていました!
ア・ポワンのフォアグラとトリュフのパイ

箱を開けた途端、胃袋をくすぐる芳しい香り。均等な幅に切り込みを入れたパイは、姿色合いともに完成された美しさ。カットする前から期待が高まります。
中にはミートローフのように、細かくミンチにしたひき肉がたっぷりと詰まり、その所々にトリュフ、ピスタチオ、そしてたっぷりのフォアグラが入っています。これは濃厚そう!と思っていただいてみると、意外にもあっさりとした上品な味わい。塩の効かせ方がちょうど良いためか、肉とフォアグラからは旨みとほのかな甘みが感じられます。そして、トリュフの食感と香り、ピスタチオのコリコリとした食感も重要な要素。フィユタージュはほんのり甘く軽い食感で、レストランなどでいただくパイ包みとは比べ物にならない、お菓子屋さんの繊細さを感じました。さらに、しっとりとした生地に肉汁が染み込んだ部分のおいしさには、皆うっとりしてしまいました。



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