「焼成は210℃のコンベクションオーブンで、数分間。まだ温かいうちに食べるととってもおいしいですよ」
少しすると、辺りはチョコレートとハチミツ、そしてバターの香りでいっぱい。
「お店のお菓子もおいしいですが、家庭で作り立てをつくるのはまた格別ですよ!」
と笑顔を見せるボーティエ氏。特に珍しい材料は使わず、チョコレートも製菓用のクーベルチュールにこだわる必要はないとのこと。
季節を問わず気軽に作れそうなので、ぜひトライしてみてください。
そして、シェフ渾身のカカオリキュールを作ります。
「シャンパンとチョコレートのリキュールを作ろうと考えたとき、問題になったのが温度。シャンパンは8℃が適温ですが、チョコレートはその温度だと、どうしても固まってザラツキがでてしまう。そこで考えたのがカカオ豆を使って香りだけを抽出することです」
試行錯誤の上たどり着いたのが、この方法なのだそうです。 |