重さ1グラム以下で、しかも一粒当たりわずか4カロリーという白い真珠のようなキャンディー、「アニス・ド・フラヴィニー」。
フランスを旅したことがある人なら、きっとどこかでこの缶を目にしたことがあるのでは?






ドラジェ(糖衣菓子)であるアニス・ド・フラヴィニーは、1591年以来続く製法に忠実に、フランス・ブルゴーニュ地方のフラヴィニーの小さな村で生産されています。
アンリ4世統治下にはすでに、賓客たちに贈られていたというアニス・ド・フラヴィニー。コンデ公、シュヴァリエ・デオン、セヴィニエ侯爵夫人、ブランシュ・カスティーユなども愛好していたそうです。ルイ14世がポケットにいつもアニスの箱を忍ばせていたという逸話もあります。
数百年にわたり、愛され続けるこのアニス・ド・フラヴィニーは、甜菜糖、スターアニスの天然エキス、グリーンアニスの種というたった3つの材料で作られ、原材料の95%がフランス産。伝統に則って、グリーンアニスの種は15日かけて、かすかにフレーバーをつけたシロップでコーティングされます。
このオリジナルで手工業的なレシピでは、着色料、甘味料、保存料、遺伝子組み換え材料、人工香料は一切使用していません。 そして、より多くの人に楽しんでもらいたいと、スパイシーまたはフローラルな7種類のかすかな天然フレーバーのバリエーション(アニス、オレンジ、ミント、リコリス、ローズ、バイオレット、レモン)が揃っています。
キャンディーの入った楕円形の缶は、フラヴィニーの羊飼いの少年と少女のラブストーリーをあらわしていて、アニスの長い歴史とともに、パッケージからパッケージへと受け継がれる、時代を超えたロマンスとなっています。
もちろん、包装用品もすべてフランス製で、楕円形の小缶、紙製のケース、丸型の大きな缶、肌身離さず甘いものを持っていたい人のための小袋など、幅広いラインナップとなっています。


プチ・アニス(アニス、カンゾウ、スミレ、バラ、レモン)

このパッケージにあらわされたストーリーは、「すべてはあるうららかな春の朝、愛し愛されることを夢見ていた一人の美しい少女の秘密の庭で始まりました」



フランスでは、菓子店、高級食料品店など、たくさんの場所でこのかわいらしいキャンディーの入った缶に出会うことができます。
日本では、高級スーパーの「SEIJO ISHII」で販売されていますが、3月8日(火)から11日(金)まで幕張メッセで開催される「FOODEX JAPAN 2016」にも出展するそうです。
ぜひ、一度、この長い歴史を持った小さな白い真珠のようなキャンディーを楽しみに、幕張メッセまで出かけてみませんか。



アニス・ド・フラヴィニーの公式サイト
http://anis-flavigny.com/index5.html#.Vs7wl85f3Z5

FOODEX JAPAN 2016
http://www.jma.or.jp/foodex/