アンリ・シャルパンティエから2005年秋冬パリ・コレクションが届きました!フランスで注目されているパティシエ、クリストフ・フェルデール氏とアンリ・シャルパンティエとのコラボレーションにより生み出されるこのケーキたち。季節ごとに斬新でオリジナリティ溢れるケーキがパリのラボから発信され、私達を楽しませてくれます。
今回で9回目を迎えるコレクションのテーマは"Paris Captaleパリ・キャピタル"。パリはフランスの首都(キャピタル)。それと同時にグルメ、ファッション、芸術、そしてお菓子の世界においてもキャピタルであるという考えのもとに、パリの持つ多面性をお菓子で表現しているとのこと。パリの街に似合いそうな小粋でファッショナブルなケーキをご紹介しましょう!

※ 2005年秋冬パリコレクション発売期間:9月15日〜2006年2月28日



モン・シュー・パリジャン ¥525
パリで生まれたと言われる伝統菓子「サントノーレ」を現代風にアレンジ。キャラメルクリームをたっぷりと流したタルトの上に、パイナップルのコンポート、オレンジカスタード入りのシュー、キャラメルコーヒー風味の生クリームをのせて。キャラメル、コーヒー、パイナップル、オレンジというちょっと変わった組合せが新鮮です。生クリームとキャラメルクリームに効かせた塩気がポイント。
ボー・ザール \578
モダンアートのようなデザインで芸術(ボー・ザール)の都パリをイメージ。ミルキーで優しい味わいのミルクチョコレートムースの中にはコーヒーブリュレとバナナのコンポート。そして珍しいのはピーナッツのキャラメリゼが入っているところ。不思議と懐かしい味わいがします。
メニルモンタン \546
土台となっているのはシナモン、生姜、クローブ、ナツメグなどのスパイスを使用したパン・デピス。酸味のある青リンゴのムース。フルーツの酸味とスパイシーな風味が重なり合って爽やかな印象に。メニルモンタンはパリ20区にある地区の名前。スパイスの産地である国々からの移民が多く住んでいることからこの名前が付けられました。




パリコレクションではありませんが、この秋リニューアルされたという焼き菓子もご紹介しましょう。アンリ・シャルパンティエでは、焼き菓子のおいしさの決め手となるバターに注目。そしてフランス式のオリジナル発酵バターを使ったマドレーヌとフィナンシェが完成しました。発酵バターは製造過程において乳酸菌を加えて作るため、私たちが普段口にしている非発酵バターに比べて風味が強いのが特徴。更に同じ発酵バターでも、出来上がったバターに乳酸菌を加えて"後発酵"させる日本式のものに比べると、原乳からできたクリームに乳酸菌を加えて"前発酵"させるフランス式のものはより豊かな味わいになるそうです。早速、試食してみました。


マドレーヌ ¥189
まるでチーズにように力強いバターの風味が印象的。しっとりとした生地は口に入れるとほろっと崩れていきます。塩気が甘みをキリッと引き締めます。
フィナンシェ ¥189
とてもふんわりとして軽い食感。ミルキーで濃厚なバターの味わいが前面にでています。発酵バター特有の香りも楽しめます。
フィナンシェ・オ・ショコラ ¥189
フィナンシェにカカオがプラスされて、ひと味違った味わいに。カカオのほろ苦い甘さにバターの香りが重なりあうおいしさ。

※焼き菓子発売:9月1日〜


販売先などについては下記ホームページをご覧ください
http://www.henri-charpentier.com