文化遺産でもある食文化を子どもたちに伝えるため、25年前にフランスで始まった味覚教育「味覚の一週間」。日本でも2011年から開催され、今年で5周年目を迎えました。
今年は、「地球にやさしく食べよう」をテーマに10月19日から開催されます。
そして、今年度からフランス農事功労章受章者協会(MOMAJ)と連携し、MOMAJ食育部会を中心に、「味覚の一週間」の中で子どもたちに“味覚の基礎”を教えるレッスンの講師を務める「味覚の授業」の講師育成を推進することとなりました。
もともとMOMAJは、フランスの味覚教育の祖であるジャック・ピュイゼ教授のメソッドを基に、日本の風土に合った「子どもの味覚教育」カリキュラムを構成し、食育推進部会の理事を講師として、「子どものための味覚レッスン」を実践してきました。
そんな中、日本でも「味覚の一週間」の活動が浸透し、シェフや料理人など、食のプロフェッショナルがボランティアで味覚の発達段階にある子どもたちに“味覚の基礎”を教えるレッスン「味覚のアトリエ」の活動を実施。MOMAJでは、これを育成した講師の実践の場として活躍できるよう、連携をしていくこととなりました。
そして、初めて「味覚の授業」に参加していただく方を対象に、セミナーを開催するそうです。
まず、1回目、6月29日(月)には、講師に帝国ホテル総料理長の田中健一郎氏を迎え、「味覚の授業」の進め方などの説明があるそうなので、参加ご希望の方は、急いでお申し込みください。
※事前申込制、参加費無料です。

セミナーの詳細は、下記の味覚の一週間サイト内「2015年度『味覚の授業』 講師及びコーディネーター向け説明会(=講師セミナー)参加申込み受付のご案内」をご覧ください。
http://www.legout.jp/



セミナー講師

帝国ホテル
総料理長 田中健一郎氏
セルリアンタワー東急ホテル
総料理長 福田順彦氏