「よこはまスローフードフェア」とは、「横浜スローフード協会」が主催するミニ食の祭典です。今年で2回目を迎えるというこのイベント、スローフードの3つの理念を軸に、さまざまな食を集めて開催されます。


スローフードの3つの理念
@消えゆく恐れのある伝統的な食材や料理、質の良い食品、酒を守る
A質の良い素材を提供する小生産者を守る
B子ども達を含め、消費者に味の教育(食育)をすすめる



横浜だけではなく、神奈川県全体で地域の味を紹介。昔から受け継がれた味、無添加、無農薬、低農薬などこだわりの食材、そしてこれからの食産業を担う若い作り手たちなど、幅広く紹介されるそうです。またセミナールームでは、精進料理や地粉うどんの手打ちなど体験できるイベント、発酵学、醸造学にかけては右に出るものはいないと思われる東京農大の小泉武夫教授と日本にいち早くスローフードを広めたといわれる作家の島村奈津さんのトークセッションなども企画されています。

もちろん、パナデリア読者が一番気になるパン屋さんも登場するので、大型連休初日の4月29日、皆さんもぜひ出かけてみてはいかがですか。 スローフードの意味って、なんとなくよくわからない人もいると思うけど、ここへくれば、全国各地のスローフード協会支部の人たちが参加しているから、あなたの疑問にも答えてくれるかもしれませんよ。




よこはまスローフードフェア2005

4月29日(金・祝)12:00〜17:00(最終入場16:30)
会場:パシフィコ横浜国立大ホール1階マリンロビー
入場料:1000円(税込)(高校生以下無料)

横浜スローフード協会のウェブサイトはこちらから




ポスターのカタツムリのパンは、スローフェアに参加する国産小麦の天然酵母パン「パンノオト」の葭谷さんが作ったそうです。かわいらしいですね。