新感覚のレシピブックが登場しました! タイトルは「津田陽子のお菓子教室ライブ だから、おいしい!」。 ちょっと変わった“お菓子教室ライブ”というネーミングの意味は、読めばすぐに納得。 津田先生がお教室でお菓子作りを教えている、そのままの言葉が文字に変換されていて、まさにライブ感覚の内容になっているのです。 |
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それは、たとえば卵白の泡立て方ならこんな感じ・・・。 |
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大事なことは力任せにしないこと。ボウルは金属、ホイッパーも金属。ガリガリ言わしたら卵が痛いと泣きますよ。それからつやがないのはあかん。昔は角が立つまでとよく言いましたが、そういうのとは違います。つやが出てきてふわとろっと、筋が描けるようになったら、水分と砂糖がつながった合図。そこでとめます。それ以上やったら離水するからね。 (本文“りんごのフロール”より) |
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本の中に、あの津田陽子さんがいる? 思わずそう感じてしまう小気味良いトークで綴られた解説は、たとえば“りんごのフロール”だけで計14ページ。一般的なレシピブックだったら配合と手順で終わりですが、この本では、実際の津田先生のレッスンそのままが言葉と写真で紹介されていて、実際にその場にいるような臨場感でお菓子作りを学ぶことができるのです。まさに教室の実況中継!下記のような内容で合計10種類のアイテムが紹介されています。 |
写真は第5講 メレンゲヨウコで紹介されている「ガトーショコラ」 |
ところで、ひとつのお菓子を10ページ以上にも渡って紹介するのには、理由があります。 「ミディ・アプレミディ」や「サンキャトルヴァン」を訪れたことがある方ならご存知のとおり、津田陽子さんの作るお菓子は、シンプルなのに存在感のあるものばかり。代表的なアイテムである「フロール」は、ごくシンプルなロールケーキなのに、食べた人に忘れられない印象を残す逸品です。 でも、アイテムはシンプルなのにどこが違うんだろう・・と疑問を感じたことがあるのでは?そして、それこそが長々と説明されている理由なのです。 |
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「矢羽根のフロール」。コツとテクニックがいっぱい詰まっています |
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アイテムに込められた想い、素材の特性や科学的なアプローチ、道具の使い方、そしてそこから生み出されるおいしさの秘密・・・。津田陽子さんならではの独自のお菓子哲学と理論がお菓子作りに役立つのはもちろんですが、ちょっとした読みものとしても充分楽しめます。 |
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コラムでは素材の特徴や活かし方をじっくりと紹介。勉強になります! |
さらにうれしいのは、「矢羽根のフロール」のDVDがついていること。あの「フロール」作りのコツがわかるこのDVDを併せて観れば、もはや怖いものなし!(※ 発売中のDVD「ふんわり しっとり さっくり」を特別編集したものです) |
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文章と写真を駆使して念入りに紹介されているので、本当にわかりやすい!これにDVDを駆使すれば、教室で習うよりも勉強になったりして?! |
習いに行かなければ絶対にわからないコツとテクニック満載の本書。 もう1歩、お菓子作りを深めたい方はぜひ! 「レシピ」が簡単に手に入る今だからこそ、本当に価値のある1冊です。 |
読者プレゼント
この本を、抽選で3名の方にプレゼントします。 ご希望の方は、下記の内容を明記の上、パナデリアまでメールにてお申し込みください。尚、当選者の発表は、商品の発送をもってかえさせていただきます。 ■お名前 ■ご住所 ■ご連絡先 ■メールアドレス
★ 応募締切は5月10日(木)となります
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津田陽子のお菓子教室ライブ だから、おいしい! 著者:津田陽子 価格:本体1600円+税 発売:中央公論社 発行所:文藝春秋 付録:特別編集DVD「矢羽根のフロール」 ※ 付録DVDは発売中のDVD 「ふんわり しっとり さっくり」を特別編集したものです |