夕暮れに・・・“虫すだく秋の音連れ”。いや、耳をすませばお腹の音が。夏ばて知らずの腹時計はノンストップで時を刻み、しっかり“食欲の秋”へとシフト。表参道をそぞろ歩けば、ブティックを飾るファーやレザーの装いに新しい季節の気配を感じて・・・なんて言いたいところですが、カフェの栗やかぼちゃのスウィーツに、ああ、これこそ秋だわ!と目を輝かせてしまう悲しい性。いつも季節や流行をいち早く感じさせてくれる、ウィンドウショッピングが愉しみな表参道ですが、中でもペルティエのディスプレーはとても素敵。写真を撮っている人も良く見かけ、毎回注目している人も少なくないはず。「ユーハイムグループ 秋冬&クリスマスコレクション発表会」にあわせ、会場となったペルティエ表参道店のウィンドウは、こんな楽しいディスプレーで街を彩っていました。 |
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テーマ「ドイツの魔女」にちなんだ、切り絵調のディスプレー |
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◆2008年コラボレーションケーキ “HEXENZAUBER−ドイツの魔女―”
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参加者から「かわいい!!」の声が続出だったのが、2008年秋冬のコラボレーションケーキ。既にディー・マイスターの名物になりつつある、ドイツのデザイナー集団「ペーター・シュミット・グループ」とのコラボレーションシリーズも数えること17回目となり、もはやいぶし銀の貫禄。絵本から飛び出たような豊かな発想力とかわいらしさには、大人も子供もノックアウト。思わず片っ端から欲しくなってしまう、買い手泣かせのケーキ達・・・今回のテーマは「HEXENZAUBER―ドイツの魔女―」。グリム童話や古くから伝わるお祭りなどで、ドイツでは様々な魔女が登場します。そんな個性豊かな魔女達にまつわるアイテムをおいしいケーキにしたのが今回のコレクション。ハロウィンにぴったりなので、パーティーのお土産にもよさそうです。 |
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(写真左上)魔女のとんがりぼうし Spitzer Hut ¥483 バウムクーヘンの土台の上に、ラズベリージャムとプラリネ入りのチョコレートムースを乗せて。艶々のグラッサージュが魔女のイメージにぴったり。 (写真左下)魔法のカボチャ Kurbismaske ¥504 さくさくのタルト台には、カスタードクリームがたっぷり。見た目もそのまま、かぼちゃのムースの中にはアプリコットゼリーが甘酸っぱいアクセントに。 (写真真ん中)満月の夜に空を飛ぶ Hexenflug ¥525 月夜に魔女が降り立つ三角屋根のお家は、ピスタチオとヘーゼルナッツの2種のバタークリームをチョコレートスポンジにサンドしたもの。ヘーゼルナッツのキャラメリゼが芳ばしい食感。 (写真右上)ブロッケン山のコウモリ Blocksberg-Fledermaus ¥504 魔女の祭りが行われる、ドイツ中部のブロッケン山がモチーフ。フロマージュムースで出来た“山”の中には、ラズベリームースと苺のゼリーが入っています。 (写真右下)魔女の黒ネコ Hexenkatze ¥504 魔女のパートナーである黒ネコをモチーフにしたケーキは、なんともユニークな表情。カラメルムースとバニラムースのまろやかな味わいに、さくさくのクレープ生地がポイント。 |
◆2008年クリスマス“STYLISH&MODERN2008”
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(※2008年11月中旬より予約開始) ドイツのペーター・シュミット・グループのデザイン画を元に作り上げた予約限定のスペシャルクリスマスケーキ。森のホワイトクリスマスをイメージに、ホワイトチョコレートでかたどった雪のドームには、たっぷりの苺に、ツリーやトナカイ、雪の結晶など夢いっぱいのモチーフが。こんなデコレーションケーキがパーティーに登場したら、素敵な聖夜になりそうですね。 |
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製菓マイスターの安藤明氏のオリジナルレシピによるシュトーレン。クッキーのようにさっくりほろりと崩れる外側と、しっとりとした内層の食感の違いがおいしい。マロングラッセがたっぷりと入っているのが特徴的。マロンの優しい甘みが、じっくり熟成された生地の旨みにぴったり。¥5,250は木箱とオーナメント付き。木箱にラッピングされたリッチなシュトーレンは、大切な人へのプレゼントに最適ですね。 |
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◆マイスターユーハイム秋冬コレクション
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ドイツの製菓チャンピオン、ベルント・ジーフェルト氏のレシピに基づく、最新ドイツトルテ。伝統の製法に基づき、旬の豊かな素材を活かした“ドイツの今”を日本に伝えます。 |
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「ヴィントボイテル」は、“風の袋”を意味するドイツのシュークリーム。芳ばしく焼きあげたシュー生地にはたっぷりのカシスのムースと生クリーム。ムースの下にはワインでコンポートされたフレッシュなイチジクが入っています。カシスのムースは想像以上に軽い口当たりで、酸味もまろやかです。 |
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周囲は生クリーム・・・ではなく柔らかなメレンゲで覆われたケーキ。ドイツでは、メレンゲでコーティングされたケーキは“ベゼートルテ(メレンゲのケーキ)”といわれ、非常にポピュラーなもの。中には3分の2ほどの層がメレンゲで構成されたケーキもあるのだそう。洋梨のピュレとマロンのピュレを組み合わせたムースは新鮮な取り合わせですが、まろやかな優しい味わいが好相性。甘さも控えめで後味もすっきりとしています。 |
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はちみつとマジパンが入った生地に、はちみつたっぷりのクリームをサンド。底のチョコレートムースには、グリューワインに漬け込んだプラムがアクセント。こっくり濃厚な味覚のコンビネーションは、まさにこれからの季節にぴったり。寒い冬に、暖かい紅茶を淹れて味わいたいケーキです。 |
◆マイスターユーハイムのクリスマスケーキ
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マイスターユーハイムのクリスマスケーキは、ドイツ菓子の定番、フロッケンザーネトルテと、シュヴァルツベルダーキルシュトルテの2種。フロッケン(雪片)という名の、キルシュが香る生クリームをたっぷり纏った“純白”のケーキと、黒い森をイメージした、“漆黒”のチョコレートとさくらんぼのケーキ。うーん、どっちかなんて選べない!白・黒はっきりつけられない人は、両方買ってしまいましょう! その他、ドイツに250年続く「カフェ・ジーフェルト」の伝統的なレシピを元に作り上げた「クリスマスシュトーレン」(\3,675)も発売します。 |
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カールユーハイムオリジナルの、樹皮(ドイツ語でリンデ)に見立てたキューブ状のバウムクーヘン。クリスマス限定のバウムリンデには、ガナッシュクリームと、もみの木の蜂蜜入りのマジパンクリームを交互にサンド。もみの木の蜂蜜の凝縮された甘さは、コクのあるマジパンクリームによく合います。バウムクーヘン生地にはカルバドスを効かせ、キレと薫りを生み出します。トップの迫力あるトナカイのチョコレートがなんとも豪華。お手ごろな\1,260のタイプは、雪の結晶のデザインがあしらわれています。日持ちがするので、遠方へも配送可能。クリスマスギフトにリストアップしておきたい一品です。 |
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ペルティエからは、定番のクリスマスケーキ他、10月発売予定の新作「フィナンシェ・オ・ショコラ」や、ペルティエ赤坂店限定のパンの詰め合わせギフトを紹介。パン・オ・ルヴァンやブリオッシュなど、評判のペルティエのパン5種をボックスに詰め合わせたギフト商品。お気に入りとコンフィチュールや蜂蜜などグロッサリーと一緒に冬の贈り物にしても良さそうですね。 |
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ディスプレーにはフィナンシェ・オ・ショコラのタワーが!新作の「フィナンシェ・オ・ショコラ」は、ヴァローナのグアナラを使用。しっとりと上品な甘さは、ショコラを識る大人の味わい。 |
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今回新作発表のあった4ブランドの他にも、ユーハイムグループではメインブランドである「ユーハイム」,そしてエキナカを中心に展開する「ボビーユーハイム」やGMSを中心に展開する「ローゼンハイム」など、様々なチャネルにおいて、安全でおいしいお菓子を発信しています。新作発表やイベントで感じるのは、どの時代でも色あせない新しさとおいしさに向かって、常に前進する“まっすぐ”な姿勢。そこにあるのは、職人の“手”を感じさせる温もりです。今回の試食会でも、ジーフェルト氏のレシピを日本で再現する、職人の一人にお話を伺うことができましたが、まだまだ、ドイツには日本に紹介されていないおいしいお菓子がたくさんあるとのこと。今回のメレンゲを使ったベゼーケーキもそのひとつ。 「ドイツ菓子は生地ばかりで、甘く、重たい・・・という印象がありますが、低脂肪の生クリームをたっぷりと使ったデザートや、フレッシュなフルーツの酸味を活かしたトルテなど、新鮮な味わいがたくさんあります。ジーフェルト氏と協力しながら、新しいおいしさを伝えていきたい」と、意欲的でした。> 未来と過去を、日本とドイツを、人から人へ。おいしさをまっすぐに繋ぐユーハイム。これからも新作が出るたびに新しい味わいを期待したいです。 ※各ブランド共、販売店舗等詳細はウェブサイトにてご確認ください。 http://www.juchheim.co.jp/ |
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