パナデリアが行く 藤生シェフ カリフォルニア・ザンテ・カランツを使った ベーカリー・洋菓子新製品開発テクニカルセミナー | ![]() |
![]() まずカリフォルニアレーズン協会の方からのご挨拶でセミナーは始まりました。その後20分ほどカリフォルニア・レーズンについてのビデオを鑑賞し、基礎知識を勉強します。その後、いよいよ実技講演に入ります。今回の講習会のお菓子は「カリフォルニア・ザンテ・カランツ」という品種を使ったもの。皆さん「ザンテ・カランツ」といってもどんなものなのか、想像がつかないと思いますので、ちょっとご説明を…。「ザンテ・カランツ」はギリシアで生まれたレーズンで、カリフォルニアでも移植して栽培を始め、栽培が拡大し我々消費者にも提供されるほど栽培量が増えたのです。このレーズンは、名前に付いているようにカレンツのようなレーズンで外観は小粒、茶褐色をしていて、酸味が少しあり、濃厚なとてもめりはりのあるレーズン。確かにパンやお菓子との相性が良さそう。 ![]() ![]() 試食の方もけっこう大きめなカットで8品目いただけるので、大満足。参加者の皆さんもおなかがいっぱい、脳みそがいっぱい(しつこい!!パナデリア!)で大満足でお帰りになったのではないでしょうか。 レーズン一つとってもこんなに豊富なお菓子のバリエーションが生まれるんだなぁー・・とあらためて感じました。そして逆にもっともっとたくさんのレシピが考えられるだろうな…と、レーズンの奥の深さも感じました。それにレーズンは優良食品。ミネラルやビタミンなどを多く含み、エネルギー源としても注目を浴びています。そして、化学薬品や食品添加物は一切使用されておらず、安全性にも優れているのです。 食べて美味しく、そして身体にも良いレーズン。皆さんもこの秋に何かレーズンを使ったお菓子やパンを考案されてみてはいかがでしょうか。 |
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