流行の先端を行くお洒落な街として、今も進化し続ける青山。 最近では、国内外からの観光客も増え、ますます人気のスポットになっています。 3月26日、その青山通り沿いに新しくオープンしたのが「Ao<アオ>」。 かつて紀伊国屋スーパーがあった場所・・といったら、ピンとくる方も多いかもしれません。カフェやレストラン、ファッションブランドが軒を連ねる16階建てのビルはまさに、青山の新しいランドマーク的存在になりそうです。 |
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青山通り沿いにそびえる、近未来的なフォルム |
再開発が進み、様変わりする表参道ですが、今から40年以上前、この地に流行を巻き起こしたのが「ドンク」。日本ではまだ珍しかったフランスパンを求めて、長い行列ができたのだそうです。 |
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バゲットとワインを手にしたムッシュは、ドンクのトレードマーク |
ファンに惜しまれつつも2007年に青山の地を去った「ドンク」ですが、装いも新たに「Ao<アオ>」内にオープンすると聞き、さっそくうかがってきました。 |
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銅版のような高い壁と鏡を使い、モダンな中にも温かみのある雰囲気 |
壁一面にずらっと並んだ食事パン、そして、洒落たガラスのショーケース・・・。対面式を取り入れた、新生ドンクは、ぐっと都会的な雰囲気!ちなみに、コンセプトは“次世代のドンク”だそうです。 |
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バーカウンターではアルコールもいただけます |
「お買い物の際は、パンをご注文いただき、レシートを持ってレジに行っていただきます。この方が衛生的にも安全ですから」 とドンクPR担当の阿部さん。パンとお金を扱う人を別にすることで、衛生面に配慮。また、ショーケースは目線よりも低い位置にあるので、上からよく見えるようになっているものポイントです。 |
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整然と並べられたパン。ハード系に加え、ヴィエノワズリー系も充実しています |
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トマトやカボチャを練り込んだキューブ型のパン“トマト”、“パンプキン”各\190なども |
気のせいか、パンの表情もこれまでのドンクとはちょっと違うようですが・・・。 「基本的には変えていませんが、青山店は食事系のパンを充実させました。バゲット類だけで6アイテムあります。今までのドンクのお客様にも、新しくご利用いただくお客様にも楽しんでいただけるようにと思っているんですよ」 |
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売り場のすぐ隣に厨房が。焼立てのパンが次々に運ばれてきます! |
確かに、スタイリッシュなハード系もあれば、ふっくら懐かしい表情のあんパンも。ちょっとおすましした表情に見えますが、「ドンク」でお馴染みのパンたちがしっかり顔を揃えています。 |
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食パンなどは1枚から購入できます。これは便利! |
では、ほんの一部ですが、青山店限定の食事パンをご紹介しましょう。 |
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・ビオ小麦のバゲット \320 (写真左) フランスの厳しい認定基準をクリアし、ロゴマークAB(Agriculture Biologique)を取得したビオ小麦粉を使ったこだわりのバゲット。15時間以上冷蔵発酵させて作る生地は、クラストは厚目ですが歯切れが良く、クラムはしっとりもちっとした食感。ビオ小麦らしいすっきりとした味わいで、ほのかな甘みが広がります。 ・バゲット アルチザナル \320 (写真右) 手で混ぜただけの生地を6回の「折りたたみ」工程でグルテンをつなげていく製法のバゲット。国産小麦粉を少量入れることで、自然な甘みが感じられ、歯切れが良く、しっとりとした食感に。アルチザン(職人)の技が光る逸品です。(1日20本限定) |
さらに、チーズやジャムなども一緒に楽しんで欲しい、との思いからスープやハチミツ、テリーヌなどのグロッサリー類も充実。また、ランチに食べたいサンドイッチは、カスクルートやB.L.Tサンドなど約8種類が用意されているそうです。 |
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店内では、パン、ワインと2種のチーズがセットになった“アペリティフドンク \1,000”もいただけます |
さらに、イートインスペースを広く取ってあるのも嬉しいところ。テーブル席に加え、カウンター席もあるので、朝食やランチ、会社帰りに軽く食事を、と様々なシーンで気軽に利用できそうです。 |
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ゆったりできそうなイートインスペースは、全部で36席 |
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フロマージュ2種、生ハム、リエット、ドライフルーツ、パンバスケット(オリーブオイル付き)がセットになった、“アペリティフ プレート \1,500”(※ワインは含まれません) |
そのほか「Ao」には、ウィーンの老舗カフェ「CAFE LANDTMANN(カフェ ラントマン)」や、キュートな雑貨に囲まれたようなレストランカフェ「カフェ テーブル」などが入店。青山って意外にゆっくりとお茶をする場所がないなぁ、と思っていた人たちにとってオアシス的存在になりそうです。 |
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ウィーン本店そのままのシックな雰囲気が楽しめる「カフェ ラントマン」。約1ヶ月間本店で修業を積んだスタッフが腕をふるいます |
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“アインシュペンナー”や“マリア テレジア”など、充実のドリンク類は34種類!名物“ウィーナーシュニッツエル(ウィーン風カツレツ)”もいただけますよ |
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明るくポップな雰囲気の「カフェ テーブル」。これからの季節はテラス席も気持ち良さそう! |
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オリジナルアイテムと、国内外のセレクト雑貨を扱うショップスペース。カフェの雰囲気を自宅でも味わえます |
春のうららかな風のなか、散策が気持いいこれからの季節。 次世代のドンク、そして新しい青山を味わってみてはいかがですか? |
ドンク青山店 |
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住所 | 東京都港区北青山3-11-7 Aoビル1F |
Tel | 03-5766-9106 |
営業時間 | 平日 8:00〜23:00(ベーカリー、L.O. 22:00)、土日祝 8:00〜21:00(ベーカリー、L.O. 20:00) |
定休日 | 無休 |
アクセス | 東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線「表参道駅」 B2出口より渋谷方向へ徒歩1分 |
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