ニューブランドに限定アイテムと、いつも新鮮な魅力で迎えてくれる伊勢丹新宿店。 早いもので、食品フロアのリニューアルから3年が経ちました。 伊勢丹だけで展開するブランドや限定商品などを充実させ、 さらに独自路線を強める伊勢丹新宿店。 さてさて、今年はどんなおいしいトキメキに出会えるのでしょうか? |
パナデリアがまっさきに向かったのは、「ジャン=ポール・エヴァン」。ジャン=ポール・エヴァン氏ご本人も来日しているとあって、店内はかなり賑わっている様子です。 |
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親日家としても知られる ジャン=ポール・エヴァン氏 |
「新作のマカロンをどうぞ!」 嬉しい呼び声の先に並んでいたのは、淡いピンク色とチョコレート色がかわいらしいマカロン。 「これは、新作の"マカロン フレーズィン"。イチゴとホワイトチョコレートを組合せています」 |
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マカロン フレーズィン。フレッシュ感の あるイチゴの味わいが新鮮。イチゴと ホワイトチョコレートの組合せながら、 決して子供っぽくないのはさすがです |
ところで、気なるのが名前の"ィン"。不思議な響きですが…。 「実は2種類の生地を使っているものが、この"ィン"のシリーズなんですよ」 どうやら、目下この"ィン"シリーズがエヴァン氏のお気に入りのよう。このシリーズはほかにも、"ヴァニラィン""パンプルムースィン"などの種類がありました。 |
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従来のものよりもヴァニラ感を強めたという、 マカロン ヴァニラィン。マダガスカル産 ヴァニラを贅沢に使用したその味は、 エレガントでワイルド!見た目を裏切る 力強さがあり、1度食べると病み付きに |
そして、話題のあのアイスクリームが登場! |
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エヴァン氏の「グラス ココ」に、 「メゾン・フェルベール」の ソース・フランボワーズを添えて。 あっという間に、洒落たデザートが 完成します |
これは6月1日より発売された、「コフレ グラス エ ソース」。そう、グラシエ(アイス職人)でもあるエヴァン氏によるグラスと、メゾン・フェルベールのソースがコラボレーションした、夢のようなデセールです。ギフトセットとしてはもちろんですが、「バー・ア・ショコラ」にもイートインメニューとして登場しているので、ぜひ試してみてください。 |
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"コフレ グラス エ ソース(\5,985 税・送料込)" 。 アイスクリーム6種とソース4種が入った ギフトボックス。細かい粒状のミルクチョコレートが入ったスパイシーな味わい「グラス ショコラ レ カルダモン」に、甘酸っぱい「ソース・パッション」をかけたり…と組合せは自由。ギフトやパーティにと大活躍しそうです! |
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「アニバーサリー」の新作は雪だるまの形 をした"パイナップルクッキー"と "マンゴークッキー" |
次に、ウェルカムドリンクならぬ、ウェルカム デニッシュで出迎えてくれたのは、お馴染みの「アンデルセン」。 |
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プチサイズがかわいい! |
なんでも、伊勢丹新宿店だけのパンがあるそうですが・・・。 「これは新宿店だけで出している、"バゲット スペショー"です。3日間熟成させて作っています」 と、新宿店で商品開発を行っている角田チーフ。修業をしたフランス・ドイツでの経験をいかし、本場に近い味わいを目指しているのだそう。 |
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"バゲット スペショー(¥336)" |
さっそく頂いてみると、かなり濃い味わい。しっとりモチッとした食感で、噛むほどに旨みと甘みが深まっていきます。うん、これはおいしい。 |
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アンデルセン新宿店のチーフ 角田さん |
ほかにも、角田チーフによる新作、ピリッと辛いフォルコンブロート"パン デザミ"などは、新宿店だけの限定品。食べやすい定番のパンに加え、ここではエッジのきいた商品も楽しめるのが嬉しいところです。 そして、ちょうどこの日、6月9日に新しくオープンしたのが、ジャン=ポール・エヴァン氏とアンデルセンのコラボによる「パン・オ・ショック!」。エヴァン氏監修によるショコラが、かわいらしいパンとして楽しめるという、ちょっと新しいコンセプトのお店です。 |
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ピンクとショコラのかわいらしいパッケージ |
アイテムは、当然ながらすべてがショコラ入り。ショコラのおいしさをしっかり楽しめる"パン・オ・ショコラ"や"ブリオッシュ"などがありますが、中でもおすすめは、小さなフランスパンに有塩バターとショコラをサンドした"クリップ"です。 |
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"クリップ"。中のショコラはビター2種、キャラメルとミルクを加えた4種類 |
フランス人の気軽なおやつ、なんて言われるこの組合せですが、さすがにエヴァン氏監修だけあってショコラの存在感は充分。歯切れのいいプチバゲットには、板チョコと、チーズと見まがうようなたっぷりのバターがサンドされていて、ほろ苦さの中にもまったりミルキーな味わいが広がります。パリンとした食感も楽しく、スイーツとしても楽しめるのも良いところ。ピンク色のボックスもかわいらしく、気軽なお持たせにもいいですね! |
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← 「サダハル アオキ」では、ショコラや ケーキ、パイなど様々な人気スイーツ がお出迎え |
↓フレッシュ感のあるユズが香る"ブランシュ ユズ (¥1,995)" |
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続いては、すっかり日本でもお馴染みとなった「アンリ・ルルー」へ。 さっそく、キャラメル・サレとレモン入りのコーヒーをいただきます。あのC.B.S.キャラメルのペースト"キャラメリエ"を使っているのでしょうか?フワッと香るレモンがとても爽やかで、濃厚なキャラメルのコクを清々しく味わうことができます。ちょっと贅沢ですが、こんなキャラメル使いもいいですね。 |
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濃厚なキャラメルにレモンのゼストが爽やか! |
ちなみに、このシトロンの味わいは、6月からの新商品キャラメル・シトロン(\158)で味わえます。まわに、これからの季節にぴったりの味ですね! マカロンタワーに引き寄せられて向かったのは、「セバスチャン・ブイエ」。ブイエ氏ご本人も来日していました! |
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←色とりどりのマカロンを あしらった、マカロンタワー |
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→セバスチャン・ブイエ氏ご本人も 来日していました! |
常時21種類のマカロンが並ぶ「セバスチャン・ブイエ」。マカロン生地のマーブル模様が美しい"ヴィアンネートル"シリーズから、さっそく、オレンジ色とクリーム色のマーブルが鮮やかな"ジャスマン マンゴー"をいただいてみることに。最初に香るジャスミンの香りと、ネットリと広がるマンゴーが、なんともエキゾチック。クリームたっぷりでボリューム感も充分です。 ほかにも、"エストラゴン シトロン"や"バジリク フレーズ"など、「これはどんな味がするんだろう?」と興味を惹かれるものばかり。どんどん新しいものが登場するそうなので、お店に行った際は要チェックです。 |
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まるでピーチのようなかわいらしいデザインの "ペッシュ メルバ"(右)や、レモンクリームと レモンゼリー、上にレモン風味のメレンゲを 飾った"ベリーヌ シトロン ムラング" (右から2番目)などの新作プチガトーも魅力 |
次は、百貨店には欠かせない存在の「アンリ・シャルパンティエ」へ。 これまで「パリ・コレクション」が好評だった「アンリ・シャルパンティエ」ですが、今年の5月からは、「パリで今、流行の」という意味の「パリ・ブランシェ」に内容を変え、新たなクリストフ・フェルデール氏のお菓子が楽しめるようになったということ。どんなアイテムが楽しめるのか興味津々です。 「最近パリでは、斬新さやオリジナリティを求めるのではなく、伝統菓子への回帰を打ち出すパティシエが増えています。また、ゆずはここ数年パリで非常に人気の高い素材。今パリでは、ゆずのアイテムを置いてない店は"いけてない!"といわれるほどなんですよ。そこで、「パリ・ブランシェ」の第一弾は「柑橘系からのインスピレーション」と題し、伝統菓子に柑橘の味わいをいかしたスタイルを展開。タルト、ロールケーキ、ルリジューズをご紹介しています」 と広報の方。 |
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ルリジューズの構成はそのままに、 フォンダンの飾り方などで新しさを演出。 シークヮーサーに似たカラマンジーの 独特の風味と酸味がしっかり主張した、 爽やかな味わい。新旧が調和した、 "今"にちょうどいいおいしさです |
さて、洋菓子を堪能したところで和菓子コーナーへ。 "スイートリップ"など、飴とは思えない斬新なアイデアが話題の「Ameya Eitaro」から、新たに「A・message」というユニークな商品が登場していました。 |
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スイートリップ"CLEOPATRA"。 エジプトではポピュラーなローズヒップ フレーバーに金箔を加えたゴージャスで ユニークな一品 |
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9文字、もしくは15文字の、英数字と絵文字の飴を組合せて、 メッセージを作るというもの。自由に組合せができるので、 "Thank You"や"I Love You"など、色々なメッセージが可能です。 こんなキュートなスタイルだったら、心にビビッと響きそうですね |
プレスパーティは約1時間という短い間だったので、駆け足でのご紹介になりましたが、まだまだ魅力的なお店や商品はいっぱいありました!また、お惣菜エリアにタイ料理の名店「マンゴ・ツリー・デリ」が新しくオープンするなど、他のエリアでも新しい味の発見ができそうです。 おいしさの粋を集めた伊勢丹新宿店。 美食のトキメキを感じに、ぜひ足を運んでみてはいかがですか? (2010.6) |
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