ユニデ・プー・ラ・ファリーヌ・・・ちょっと聞きなれないこの店名。意味は「粉に対する考え方とかアイデア」というもの。うん、パン屋さんらしいいい名前だ!と、感心させてくれるこの店のシェフは、あの福士豪大さん。そう「ムッシュ・ソレイユ」「ブルトン」 そして「パリ・セヴェイユ」と、いつの時代もパナデリアが気になる存在だったあの福士さんが、やっとご自身のお店をオープンしたのです。場所は鹿島アントラーズで有名な、鹿嶋市。ちょっと遠いけど、ぜひ行ってみてほしいお店です。店内には、パンの他に、ケーキや焼き菓子、コンフィチュールなども充実。なんと、マカロンもあるのだからすごい!そうそう、福士さんといえば、パナデリアが2005年秋のパリの旅で、「プージョラン」を訪ねたときに、偶然出会ったのが想い出深い出来事でした。パリでの修業も終え、念願のオーナーシェフとなった福士さんの選んだ名前、それが「粉に対する考え」だったのですね。もう一度この店名を口にするとき、本当にパン職人のあるべき姿が、そこに見えるような気がしませんか。(2008.6) |
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バゲット トラディショナル ¥200 旨みと味が濃い!というのが第一印象。クラストがお醤油のような香ばしさがあり、カリカリバリバリッと、対してクラムは、もっちりしっとり弾力のあるもの。粉の甘み、塩の効かせ方、どれをとっても満点のバゲットです。翌日になって、焼いて食べたら、また100点満点に復活! |
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パン・ド・カンパーニュ ¥600 石臼挽きの粉を使った生地は、しっとりとツヤがあり見るからに美味しそう!どこかに昆布のような旨みと、梅干のようなキリッとした酸味があり、じんわりとした滋味が口の中に広がります。食べてみると、意外とふんわりとした食感があり、クラストのしっかりした食感からは、予想外の食べやすさ。トーストしてバターをつけると、もうやめられない! |
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パンビオ ¥800 亜麻仁、ゴマ、ひまわりの種、オーツ麦などシリアルたっぷりの健康パン。ライ麦、全粒粉の旨みと、ルヴァン種のほどよい酸味、甘みもある生地に、ゴマや種などのコク、しっかりと焼き上げた香ばしさなどが加わって、後をひく美味しさ。濃い味わいのドイツパンのようでいて、どこかふんわりとした食感が、なじみやすくてうれしい。 |
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ショーソン オ ポンム ¥200 自家製のりんごのコンポートが入ったショーソンは、しっかりと焼かれてパリッとした食感。中のりんごは、しっとりなめらかでやさしい味わい。層が薄くてあがりも良く、模様も美しいフィユタージュが見事です。 |
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ボストック ¥140 歯切れのいい、ふんわりさっくりとしたブリオッシュ生地に、しっとりとしたアーモンドクリームがサンドされています。甘さもあって、おやつにぴったり。 |
ユニデ プー ラ ファリーヌ |
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住所 |
茨城県鹿嶋市平井1228-50 |
TEL | 0299-95-7258 |
FAX | 0299-95-7212 |
営業時間 | 8:00〜18:30 |
定休日 | 木曜・第一水曜 |
アクセス |
東京方面からお出かけの場合: 東京駅から鹿島神宮行きの高速バスに乗り「鹿島市役所前」下車 地元の方は: サンポートコーキ 駐車場裏 |
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