セ・エフ・ア ラ ブランジュリ  

東京白金にあるパトリス・ジュリアン氏のレストラン「サントレ・フランセ・デ・ザール」の1階にブランジュリがオープンしたのは、今年の2月のこと。緑に囲まれた閑静な住宅街にある一軒家のレストランとブランジュリ。考えただけでも素敵!ですね。そしてパトリス・ジュリアン氏と言えば、料理に関しても、空間プロデューサーとしても、センスの良さで有名な方。雑誌や著書などもよく拝見するので、皆さんもご存知のことと思います。店内にはそんなジュリアン氏の著書も置かれていて、自然光に照らされた窓辺のパン達と一緒に、お洒落な内装を彩っています。パンのタグもフランス語で書かれていて、まるでフランスのパン屋にトリップしてしまったよう! 店内は販売スペースのほか、パンの工房にもなっていて、運が良ければジュリアン氏が実際にパンを作っている姿を見ることが出来きます。(2001年9月)

Baguette  ¥200

甘いたまねぎの香りと味の生地にオリーブが練りこまれている。クラストは薄くカリカリとした食感があり、中はもっちりとしている。たまねぎの香りが口の中に広がり、お料理のソースをつけて食べてみたくなります。
山型食パン  ¥800

わりと薄めの焼き色に仕上られた食パンだが、クラストはカリッとしていて、クラムはふんわりとした焼き上がりになっています。塩気も程よく、生地にひまわりの種が入っていて、噛み締めるほどにひまわりの種の甘みが口の中に広がっていきます。種の食感も楽しめます。
Pain au lait  ¥200

ほんのりと甘い生地でミルクとバターの味と香りが生きている。キメは詰まっていてとても味わいのあるパン。ミルクが入っているためか、とても白い生地で焼き色のクラストの茶色とのコントラストがきれい。生地に練りこまれたレーズンが甘酸っぱくて美味しい。
Epi aux olive  ¥280

オリーブの味と程よい塩味がバランス良く効いている。生地に練り込まれたたまねぎの甘さ(コンソメ風味)もほんのりとあり、しつこくなさもなく食べやすい。この一品でお料理!といった感じのパンです。クラストが香ばしい。
ひまわりの種入り自家製酵母パン  ¥250

もっちりとしていてシンプルな味。キメの細かい生地にひまわりの種が練りこまれている。お店では2種類の成形で同じパンがあるのでお好みでどうぞ。
パン オ ルヴァン  ¥350

しっかりとしたルヴァン種の味わいのパン。もっちりとした生地でルヴァン種の酸味と香りが、カレンズの甘酸っぱさとマッチしている。クラストはカリッと香ばしく焼かれていて、チーズと共に食べたい一品。

住所東京都港区白金台2‐12‐1
TEL03‐3444‐5711
FAX03‐3444‐7951
営業時間 11:00〜パンがなくなり次第終了。
いちばん焼き揃うのが13:00くらい。
定休日日、月曜日
アクセス都営浅草線高輪台駅下車徒歩10分