国立駅南口からまっすぐに伸びる大学通りといえば、都内ではちょっと知られた桜の名所。そして、大学通りで外せないパティスリーが、ここ、レ・アントルメ国立です。店内には、壁一面に何種類もの焼き菓子や紅茶がずらりと並んでいて、生ケーキとショコラとマカロン専用のショーケースもあり、更にパンのコーナーもあって・・・と、とにかく見どころがたくさん。正統派フランス菓子というスタイルを貫く、ルコント出身のA沢信次シェフが腕を振るいます。正統派と言われると身構えてしまいそうですが、パリブレストなどの伝統菓子の近くにおやつ感覚のシュークリームや食べやすいショートケーキが並んでいたり、お洒落な雰囲気がありながら気取らない感じだったり。“国立のお客様に育ててもらっています”と断言するシェフの優しさが溢れているのが、この店の何よりの魅力。週末は、早速、お花見がてら出かけてみてはいかがですか?(2008.03)


タルト・フレーズ
¥400


大粒イチゴの上にメレンゲの帽子を乗せたキュートなデザイン。厚めのシュクレ生地にたっぷりのアーモンドクリームを入れた食べ応えのあるタルトも、イチゴのジューシーな酸味ですっきりと。カリカリっと噛んで広がるタルトの香ばしさが魅力の一品。

パトリシアン
¥400

スイートチョコレートのコーティングの中には、サクサクのシュクセ生地とヘーゼルナッツクリームという魅惑の組み合わせ。ナッツの味わいはしっかりと感じながら、スーッと溶けていくはかないムースが印象的です。
ババ・オ・オランジュ
¥360

お酒好きの人に是非お薦めしたいのがこちら。これぞフランス的!といえるほどしっかり効かせたリキュールが、心地よく鼻から抜けていきます。ジューシーでやわらかい生地には、コクのあるクリームが不可欠。ほど良く全体を和らげます。
ル・ブラウニー 
¥400

厚めのブラウニー生地は、チョコレートがダイレクトに伝わる力強い味。対してバニラのムースはあくまでも優しくまろやかに。ふわふわのムースにしっとり目の詰まったブラウニー生地、コリコリとした胡桃など、食感の変化も楽しいケーキ。
ラクテ
¥420

見るからにおいしそうなキャラメル色!なめらかでクリーミーなキャラメルのグラッサージュは、誰もが大好きな甘〜い余韻。中はミルクチョコレートとキャラメルムースの組み合わせ。ほろ苦さにマイルドさがプラスされた心地よい味わいです。


レ・アントルメ国立
住所 東京都国立市東2-25-50
TEL042-574-0205
FAX042-574-0233
営業時間10:00〜19:00
定休日水曜
アクセス JR中央線国立駅より徒歩10分
URL http://www.les-entremets.com/