パリのブティックを想わせる上品な佇まい。 そして、深みのあるオレンジに浮かぶ、PATISSERIEの文字・・・。 浦和駅の雑踏を抜け、歩くこと約10分。街道沿いに見えてくる「アカシエ」は、ケーキ好きならずとも入ってみたくなる存在感に溢れています。 「アカシエ」という店名は、シェフの興野 燈(きょうの あかし)さんの名前から。アルパジョン・ガストロノミック・コンクールなどでの受賞歴を持つシェフならではの洗練されたケーキが、ショーケースの中で光っています。中でもシェフが得意とするチョコレートを使ったものが充実しており、ケーキのほか、タブレットやマンディアンなどヴァラエティ豊か。さらに、お昼にかけてパン・オ・レザンやボストックなど10種類以上のヴィエノワズリーが登場するのも嬉しいところ。 伺ったのはオープン間もない時間でしたが、次から次へとお客さんが訪れ、あっという間に品切れになる商品も。気になる商品がある場合は、電話などで予約をしてから、お店に行くことをオススメします!(2008.4) |
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アントワネット \650 かの王妃を思わせる淡いピンク色と、普通のサントノーレの軽く2倍はありそうなゴージャス感!バラの花びらが示す通り、甘〜いフォンダンに包まれたシューの中と外に添えられているのはバラの香りのクリーム。中央部分に忍ばせたグロゼイユのジュレの酸味が、甘さの中にも凛とした印象を残します。ほどよい厚みがあり、サクッと歯切れの良いシュー生地の存在感も楽しい。 |
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エリゼ \450 ピスターシュを散りばめたジョコンド生地に包まれているのは、ふんわり軽いフロマージュブランのムース。間にはトロッとなめからなグリオットチェリーのソースが閉じ込められています。チーズの酸味、生クリームのコク、チェリーの甘酸っぱさが重なり、爽やかな味わいに。チョコレートで作られたグリオットチェリーの軸にも注目です。 |
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シュー・キャラメル \290 しっかりと焼き込まれ、アーモンドの香ばしさが引き立ったシュー皮は、砂糖のシャリシャリッとした食感も魅力。ひとくち齧って驚くのは、その厚み。通常のシュー皮よりも、内側のしっとりした部分が多く、クレープを思わせるもっちりとした食感。生地の存在感がほろ苦いクリームとの相性もぴったりです。 |
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マンディアン キャラメル・サレ \470 ザクザクッと食感の良いタルト生地の中には、なめらかなキャラメルクリームと香ばしいナッツがたっぷり。塩を効かせたキャラメルの力強さと、空気を含んだガナッシュの軽い苦味がとてもよく合っています。間に忍ばせた薄いチョコレートの“パリッ”と繊細な食感が心地よいアクセントに。 |
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クレムー \380 トロトロ派、やや固め派、と意見の分かれがちなプリンですが、これはトロトロの一歩手前という絶妙ななめらかさ。固まってはいますが、口に入れた途端にスルスルと溶けるよう。乳風味はあっさりとしており、卵のやさしい香りとコクが活きています。 |
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マカロン キャラメル・サレ \230 普通サイズの1.5倍はありそうなの大きめマカロン。コック(皮)の外側は少し固め。“カシャ”、そして“ネチッ”と、口の中で広がる食感のバランスが見事です。中のキャラメルは、苦味を立たせた大人の味わい。たっぷり入ったクリームの量に嬉しくなってしまいます。他に、パッション・バナーヌなど4種あります。 |
パティスリー・アカシエ |
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住所 |
埼玉県さいたま市浦和区仲町4-1-12 プリマベーラ1F |
TEL&FAX | 048-877-7021 |
営業時間 | 10:00〜19:00 |
定休日 | 水曜 |
アクセス | JR宇都宮線・高崎線 京浜東北線 浦和駅西口より徒歩約13分 |
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