吉祥寺駅から井の頭通り沿いを歩くこと7分。“若者の街”吉祥寺にあって、吉祥寺らしからぬシックでモダンな店構えのパティスリーが現れます。それがここ、オ・グルマン・カプリシュー。黒やグレーを基調としたシンプルなインテリアの中で、ショーケースに並ぶケーキ類はひと際映える存在。お店の雰囲気同様にすっきりとしたデザインが印象的です。でも、決してクールになりすぎないのは、どのお菓子にも丁寧な作りこみと女性ならではの繊細さが感じられるからかもしれません。この他にも、カフェスペースでいただくコーヒーやサンドイッチにキッシュ、フォカッチャなどもお薦めです。 シェフの杉本都香咲さんはエコール・キュリネール国立での勤務を経て、現在は洋菓子教室を主宰。パティスリーのオープンから約半年が経ち、シェフの目指す「ストレートでわかりやすいおいしさ」は、徐々に吉祥寺の街に浸透しつつあるようです。 (2006.06) |
![]() | シュー・ア・ラ・クレーム ¥250 アーモンドダイスをまぶして焼き上げたシュー皮は、サクッと歯切れの良い食感と香ばしさが魅力。ほんのりミルキーでまろやかな味わいのクリームが合わさることで優しいイメージに仕上がっています。 |
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ココ・パッション ¥400 キュッっと酸味が気持ちいいパッションフルーツのムースを、甘くてミルキーなココナッツのブランマンジェが優しく受け止めます。ビスキュイにはたっぷりのココナッツファインが入り、シャリシャリとした食感がアクセントに。 |
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ピュイダムール ¥470 クレーム・パティシエールベースのクリームは、滑らかでコクのあるタイプ。センターに忍ばせたフランボワーズのジュレの酸味がキリリと効いています。しっかり焼きこんだフィユタージュのザクザク感も楽しい。 |
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ダックワーズ・ピスターシュ ¥390 厚めに焼いたダックワーズ生地は、外側がサックリ、内側はふわふわしっとり。間にたっぷりのバタークリームをサンド。最後に訪れるピスタチオの風味とグリオットの香りが全体をまとめあげています。 |
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サヴァラン ¥380 ラム酒とシロップをたっぷりと染み込ませたサヴァランは、甘みも香りもしっかりと感じられるもの。オーソドックスなスタイルです。他に、グランマニエを使用した「サヴァラン・ア・ロランジェ」も。 |
オ・グルマン・カプリシュー |
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住所 |
東京都武蔵野市吉祥寺南町3-7-2 |
TEL | 0422-72-4712 |
営業時間 | 10:00〜20:00(カフェ19:30L.O) |
定休日 | 木曜 |
アクセス | JRまたは井の頭線吉祥寺駅より徒歩7分 |