先月末に開催されたパリのサロン・ド・ショコラ。たくさんのショコラやショコラファンで溢れかえる中、真っ赤なリボンがディスプレイされた愛らしいブースで注目を集めていたのが、ショコラテイエ ミキです。オーナーシェフとして腕をふるうのは、ショコラティエールの宮原美樹さん。ふんわりと柔らかな物腰で誰をも魅了してしまう、不思議な魅力に溢れています。そして、宮原さんが作るショコラは、ふんわりと優しい味わいながら、作り込みは本格的。ヴァローナやプラリュなど、厳選したクーベルチュールを揃えたり、センターの味に合わせてコーティングを変えたり。大手チョコレートメーカーで開発に携わっていた経験を活かして、優しさの中にもこだわりのあるショコラ作りを目指します。さて、肝心のお買い物はインターネットからもできますが、時間のある方は、是非、千歳烏山にあるお店の方へ。小さな工房でひと粒ずつ丁寧に作業しているようすを見たら、きっと納得してしまうはず。手作り感満載の和めるカフェスペースも用意されているので、是非!(2008.11)



ナチュラル   
¥200

お店の頭文字を配したショコラは、ベネズエラ、エクアドル、ガーナ、インドネシアの4種の産地のカカオ豆を使用。とても滑らかでミルキーなガナッシュからは、時間と共に花のような香りとほのかな苦みや酸味が。薄めのコーティングが口溶け良くガナッシュと馴染みます。

キャラメル・ローズマリー 
¥200

丸みのある小ぶりのハート型が愛らしい印象。キャラメル風味のガナッシュは口に入れると、中盤からローズマリーの香りがふわ〜。生のローズマリーを生クリームで煮出しているので、香りの広がりが豊かです。
ミントレモン
¥200

生のミントとレモンの皮を生クリームで抽出して、ガナッシュに。ミルク系のコクのある味わいも、フルーティーな清涼感とほのかにピリッとした刺激で爽やかに。紅茶と一緒に楽しみたい、女性好みの一品。
マロン
¥200

フランス産のマロンペーストとフランボワーズのブランデーを組み合わせたというガナッシュは、栗の質感が伝わってくる珍しいタイプ。ほっくりとした素朴な食感がこの季節にぴったりです。隠し味的に使われているのは、ほんの少しのラム酒とシナモン。味に深みをもたらします。
※秋冬の限定商品になります
ビター
¥200

ガナッシュはカカオ分が比較的高めのクーベルチュールを3種ブレンド。始まりはまろやかですが、次第に酸味や苦み、渋みが口中にインパクトをもたらします。カカオ豆本来の力強い香りを楽しみたい人にお薦め。




ショコラテェエ ミキ
住所 東京都世田谷区南烏山4-9-11-001
Tel03-3300-1277
営業時間11:00〜19:00(土曜12:00〜17:00)
定休日日曜・祝日
アクセス 京王線千歳烏山駅より徒歩3分
URL http://www.choco-miki.com/



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