4月のオープン以来客足の途絶えることのないエコール・クリオロ。それもそのはず、まだパティスリーのなかった頃から、製菓学校エコール・クリオロのお菓子はおいしい上になかなか口にすることができないとあり、ケーキ好きの人たちはずっと「食べたい!」という思いを我慢していたのです。本でしか見たことのなかったケーキを実際講習会で口にしたときの感激はいまだに忘れられません。そして、今では訪れるたびに様変わりしているショーケースや焼き菓子のコーナーに毎回驚かされてしまいます。サントスさんの頭の中では泉のように新しい味の組み合わせ、食感のアイデアが浮かんでくるのでしょうか? 9月後半からは新しくボンボンも充実させていくとのこと、ますます楽しみですね! (2003年9月) |
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シュー・ア・ラ・クレーム ¥280 シュー生地クッキー生地つきでしっかりと焼き込まれ、サクッとした食感。これ以上入らないというくらいに詰められたクリームは、卵やバターの風味のする、まるでアイスクリームのような濃厚な味です。クリームと皮を一緒に食べてもきちんと皮の味のする、コクのある味わいです。 |
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ジュレミエルシトロン ¥360 レモン風味の泡のようなムース、底の部分のさつまいものビスキュイ、そしてわらびもちのようなぷるんとした食感のはちみつが見事なバランスです。酸味もしっかりありますが、さつまいもの風味がしっかりあるのでツンとこない後味です。食感の違いも楽しめる完成された逸品です。 |
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コックルージュ ¥420 一見、甘酸っぱそうに見えますが、ひとくち食べてその繊細な味わいにびっくり。サワーチェリーのしつこすぎない酸味、ほんのり広がる苺の香り、それをまとめるバニラのクリームとダコワーズ・・・。パーツ自体はよくありそうなのに、ひとつにまとまるとこんな新鮮な味わいになるのが不思議なほど。まずは、食べてみてください! |
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ジュレ ライチ & フランボワーズ ¥480 ふんわりと軽いフランボワーズムースの上にあるのは、アロエの角切りが入ったライチのジュレ。アロエのなんともいえない食感がライチそのものを食べているかのような錯覚を起こす、心憎い組み合わせです。フランボワーズもまるでイチゴのピュレのような優しい味わいで、何個でも食べたくなってしまうおいしさです。 |
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カフェ・プラリネ・ノワゼット ¥420 サントスさんの得意中の得意であるチョコレートケーキ。その中でもこれは「定番にしていきたい」という一品。チョコレートとコーヒーとプラリネ、その3つの味が同じ強さに感じられ、まるで味わううちにいろんなアロマが押し寄せてくる一粒のボンボンのよう。チョコレートとはいっても全体的にごく軽く仕上がっているので、一年中おいしく食べられるケーキです。 |
住所 | 東京都豊島区要町3-9-7 |
TEL | 03-3958-7058 |
営業時間 | 10:00〜19:00 |
定休日 | 月曜、第3火曜日 |
アクセス | 営団有楽町線「千川」下車徒歩1分 |