イタリア語で「お菓子屋さん」の意味のパスティッチェリア。当然、このお店にはイタリア菓子だけが並んでいるかと思いきや、ショーケース内には、シュークリームやババなどのフランス菓子も並び、シェフのイタリア菓子だけにこだわらない精神と技術の幅広さを感じます。シェフは「アンティカ・オステリア・デル・ポンテ 東京」でシェフパティシエの経験のある磯尾直寿さん。生粋のイタリア料理店で腕を振るってきたシェフの次のステージは、本当にこじんまりとしたお店。それだけにひとつひとつ自分から生まれたお菓子への愛情が感じられます。ショーケース内に並べられたケーキにネームプレートはありません。目の前にあるのは誰でもが知っている名前のケーキだったりしますが、でも本当はそんな名前なんかいらないのかもしれません。それぞれのケーキには、目には見えないけど、どれも「磯尾さんの味」という名前があるはずだからです。 (2007.3) |
![]() | \500 下に敷かれたさっくりと軽やかなメレンゲが、カシャッと小気味よく割れます。まったりとしたコクのあるマロンクリームは生クリームとの相性もよく、意外と軽く食べてしまいます。 |
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\500 ふわふわっとした泡のようなイチゴのムースに、マスカルポーネのムースのミルキーな味が加わってやさしい味わいを生み出しています。トップと底のビスキュイのバルサミコ酢が全体のやさしさを引き締めてくれます。バルサミコとイチゴのフルーティな酸味のバランスもいい。 |
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\500 苦みのあるミルクチョコレートのムースに、フランボワーズのきりっとした酸味が活きています。底に敷かれたビスキュイジョコンドのサクサクっとした食感もいいアクセントに。 |
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\450 固めのスポンジのようなしっかりした生地に打たれたラム酒入りシロップは、意外とお酒の味が軽いので、お酒が苦手な人でも楽しめそう。脂肪分が高めなのか、ちょっと重めの生クリームが重厚感を与えてくれます。 |
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\350 塩気が効いたシュー皮は、さっくりと香ばしく焼きあがっています。たっぷりと入っている卵の味が強いクリームは、とろりとなめらかで口溶けが良い。 |
Pasticceria Isoo(パスティッチェリア イソオ) |
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住所 |
東京都港区六本木7-21-8-101
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TEL | 03-3403-6711 |
営業時間 | 10:00〜20:00 |
定休日 | 日曜 |
アクセス | ウェブサイトをご参照ください。 http://www.isoo.jp/ |