またまた行ってきました、「ジャック」。今回は2005年に大塚良成シェフが「ルレ・デセール」に入会後、初のジャックです。そしてお店もリニューアルしたと聞いていたので、期待度が更に増しての福岡行きとなりました。ジャックのお菓子はもちろん、いつも優しい大塚シェフのお顔を拝見するのも楽しみのひとつ・・・だったのですが、残念なことに、今回は大塚シェフご不在の時に伺ってしまいました(涙)。でも大塚シェフには、今年4月に開催された「ルレ・デセール 25周年セミナー」の会場でお会いしているので、とりあえず今回の目的は、新しい「ジャック」をのぞいてくること。以前のお店も素敵だったけど、今度の新しいお店は更に洗練された雰囲気。店内では窓際に設けられたカフェスペースで、出来立てのケーキを楽しむことができます。そして何よりうれしいのは、定休日が日曜、祝日じゃなくなったこと。どうしても週末を利用しての福岡行きが多いので、今まではお店がお休みのことも多く、何度涙を流したことか。でも、これからはもっとジャック通いが増えるかもしれません。 (2006.11) |
![]() | ウー・ボア・ル・セザム ¥420 「ルレ・デセール」25周年セミナーへの出品作というこのケーキ、見た目が単なるチョコレートケーキのようですが、名前どおりゴマの風味がしっかりと効いています。白ゴマを使ったミルキーなクリーム、黒ゴマのペーストを固めたようなまったりとした中心部。チョコレートの優しい酸味とトップに飾られたキャラメルとアーモンドのチュイールの香ばしさ。これぞまさしく、和と洋が見事に融合した「ルレ・デセール」の席にぴったりのケーキです。 |
![]() |
タルトレット バナーヌ ¥399 下のパイ生地がサクッとしてバターの香りが漂います。バナナのまったりしたコクと生クリームのミルキーな味わい、トップにはキャラメルとシュトロイゼルが飾られ、優しい味に仕上がっています。ただし、中に敷きこまれたクレーム・ダマンドにキルシュのようなさっぱりとしたお酒の風味があり、子供っぽくなりがちなこのケーキを大人の味に変えています。 |
![]() |
マキャロン オランジュ ¥441 ジャックのマキャロンのファンとしては、絶対買いたいこのケーキ。見た目もかわいらしく、人目をひくこの姿。上にのったマキャロンはひたすらサックリ。生クリーム、パティシエール、バタークリーム、どれもがふんわり優しい味。下のマキャロンは、まわりに敷きこまれたオレンジのコンフィの水分を吸ってしっとりとしたおいしさ。まわりのオレンジコンフィのほろ苦さが全体を引き締めています。中にもオレンジとイチゴのコンフェが潜んでいて、お薦めのおいしさです。 |
![]() |
ガトー シャンティ ¥420 とにかくキメ細かいジェノワーズが素晴らしい。シンプルなケーキなだけに、素材や技術がはっきり出るこのケーキ。生クリームの濃厚でしっかりとした味わいに、イチゴの酸味がきりっと効いて、このケーキは見た目ほど単純じゃないぞ!と思わされます。 |
![]() |
マロン・ロワイヤル ¥441 どうも行くたびに選んでしまうこのケーキ。とにかくマロンクリームを楽しむためのケーキという感じ。マロンのバタークリームのまったりとしたコク、マロンクリームと生クリームを合わせたクリームのちょっと軽めの味わい、まわりの生クリームはふんわり感を。洋酒がしっかりと効いた底のビスキュイが全体を大人っぽく仕上げています。 |
![]() |
マキャロン エキゾティック ¥168 トリュフ シャンパーニュ ¥252 マキャロンは、カリッとした外側の生地と、センターのクリームのネチッとした食感のバランスがとても良く、マンゴーとパッションの爽やかな味が広がります。 モエエシャンドンを使った贅沢なシャンパントリュフは、苦みと香りのしっかりしたショコラノワールのカバーの中から、シャンパンの効いたキャラメルクリームがトローッと流れ出してきます。いつまでも余韻が残る大人のおいしさです。 |
パティスリー ジャック |
|
住所 |
福岡県福岡市中央区大名2-12-5 赤坂田中ビル1F
|
TEL | 092-712-7007 |
営業時間 | 10:00〜19:00 |
定休日 | 月曜 |
アクセス | 地下鉄「赤坂」3番出口すぐ |