成城にお店をだして、20年。すっかり街に溶け込み、馴染みのお客さんも多いマルメゾン。シェフは大山栄蔵氏。ショーケースは、オーソドックスなものあり、そしてオリジナリティ溢れるものありの品揃え。アイスクリームも人気で、これからの季節、そば粉のアイスはぜひ試したい一品。 （98年4月）

	ムースマルメゾン　\350 大山シェフのスペシャリテとしてあまりにも有名。キャラメルのムースは甘みと苦みがうまく調和している。中にあるコニャックの効いたスポンジもポイント。上にのっているのはカスタードクリームを薄く焼いたもの。
	タルトフレーズ　\350 見た目オーソドックスないちごタルトと思いきや…タルト生地はしっとりと、それでいて重さを感じさせない。カスタードと生クリームのバランスも軽やか。
	プランタン　\400 フルーツいっぱいのロールケーキ。まわりのビスキュイはやわらか。クリームはしっかりとかため。
	ミルフィーユ　\350 パイ生地とカスタードのシンプルなミルフィーユ。パイ生地はしっかり焼かれ、香ばしい。軽いサクサク感がずっと持続しているのは折り込みに水を使わず、低脂肪の生クリームで作っているから。
	そば粉のダックワーズ　\180 丸くて大きなダックワーズ。そば粉のやや灰色がかった生地はやわらかめで、くるみのクリームとの相性抜群。