華々しいコンクールの受賞歴を持ち、ホテル「パークハイアット東京」のシェフパティシエとして活躍された横田秀夫シェフ。ご家族と暮らす埼玉県春日部市にオープンした自店は、ご自身の理想とアイディアを詰め込んだ、お菓子のテーマパークともいえる夢の城。パークハイアット時代のスタイリッシュな雰囲気とは一転、「ケーキを食べる場面だけではなく、ケーキを買う段階から楽しんで欲しい」というシェフの思いが詰まった可愛らしいケーキ屋さんになりました。芝生が敷き詰められた広い敷地には様々な植物が植えられ、建物はオレンジの三角屋根がトレードマーク。あちこちに置かれたトールペインティングの飾りは、シェフ自ら仕事の後に作ったものだそう。以前にも増して忙しい毎日だそうですが、夢の実現に向けて取り組む今の時間を楽しんでいらっしゃるようです。
ケーキは「横田シェフといえば!」という定番以外に、その季節ならではのケーキの種類が多いのが特徴。今回訪問した際は「いちごフェア」を開催中で、ショーケース内はみずみずしい苺でとても華やか。次はどんなフェアが行われるのか…、また訪問するのが楽しみです。(2005年3月)




いちごのマカロナード  
\380

パイ生地にマジパンを絞って焼いた台に、プラリネ、ピスターシュのバタークリーム、生クリーム、苺の組み合わせ。プラリネとピスターシュのクリームはねっとりと濃厚な味わいで、苺の爽やかな果汁感との組み合わせが新鮮。
(期間限定)
ハンプ  
\350

ブラウニーのような目の粗いどっしりとしたチョコレートケーキに、口溶けの良いチョコレートガナッシュをサンド。ナッツとオレンジピールで食感と香りをプラスし、広く好まれる味わいのチョコレートケーキに。

宇治  
\350

宇治金時を食べていて思いついたというケーキ。生クリームのように軽い口当たりの抹茶ムースと、練乳のクリーム、チョコレートのビスキュイに大納言あずきの組み合わせ。抹茶ムースは部分的に抹茶の濃度を変えてあるなど、細部までシェフのこだわりが感じられます。
ごまプリン
\350

通常洋菓子では使わないような極上の白胡麻を使ったプリン。トロトロの柔らかい食感で、胡麻の香りがふんわりと口の中に広がる。表面の黒蜜のジュレと胡麻プリンの間には隠し味程度にココナッツミルクが忍ばせてあり、全体的に甘さを抑えたさっぱりとした味わい。


紅玉りんごのパイ  
\350

皮付きのまま半分崩れるように煮たりんごを包んだパイ。甘酸っぱいりんごの個性を活かした味わいで、特に皮の部分は味が凝縮されていてとても美味しい。パイ生地はサクサクと軽い食感で、いくらでも食べられそう。
(期間限定)





住所 埼玉県春日部市八丁目966-51
TEL048-760-0357
FAX048-760-0141
営業時間10:00-19:00
定休日水曜日
URLhttp://oakwood.co.jp/
アクセス 東武伊勢崎線春日部駅 徒歩20分