静かな九品仏の住宅街に1980年から店を構えるパーラーローレル。 その風格ある店に一歩踏み入れると、モダンで美しいケーキが並ぶショーケースにうれしい驚きを感じます。武藤シェフはフランスのクープ・ド・モンドの実行委員や日本洋菓子協会の役員など、日本洋菓子界の重鎮的存在。一方では、フランスから最新の型を取り寄せたり、洋菓子協会で女性パティシエのための"女性部"の部長を務めるなど、実力、探究心ともに右に出るもののない存在です。モットーは"一口食べて幸せを感じるようなケーキ作り"。肩肘はらず、そしてちょっとした驚きが隠されたケーキたち。楽しい時間を一層楽しく過ごせるように、とのシェフの気持ちが伝わってきます。 定番商品をベースに、季節商品、新商品を組み合わせ、いつ来ても楽しくケーキが選べるようとの配慮もうれしい限りです。 |
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キャラメルマキアート \420 繊細なチョコの飾りがかわいらしいケーキ。 フォークを入れると、キャラメルコーヒーソースがトロリと流れ出てきます。 キャラメリゼしたバナナとコーヒーのムースの苦味が一体となり、とてもバランスの良い味わいです。 周りのジェノワーズのやわらかさとムースがぴったりと合って、フォークの進む一品です。 |
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P・A・C \420 シンプルで美しい、白のドーム型のケーキ。 アーモンドミルクムースのやさしい味わいの中に、ホワイトチョコレートのコクが加わりとても繊細な味わいです。中にはイチヂクが入っており、プチプチとした食感が楽しめます。 新鮮な組み合わせの意外性のあるケーキです。 |
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ミラージュ \400 真っ白でシャープな形に、赤い飴細工が飾られた姿がとてもモダンです。 中には、イチジク、ブルーベリー、フランボワーズが層になって入っており、色々な味の組み合わせを楽しめます。 まったりとクリーミーなレアチーズとの相性も抜群、食べ応えのあるケーキです。 |
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ココ \380 しっかりとしたダクワーズ生地に、カシスのムースとプラリネガナッシュの組み合わせ。 上にはココナッツが飾られ、シャリシャリとした食感が楽しめます。 カシスの甘味と、プラリネのコクがマッチしたケーキです。 |
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ヴァンドーム ¥420 武藤シェフがパリで購入してきたという、最新の型と転写シートを使用した珍しい形のケーキ。 ふんわりフワフワと柔らかいムースは口の中でスルッと溶けてしまうようです。 苺とチョコムースの組み合わせが、春らしく、とてもやさしい味わい。 苺のピュレがアクセントになって全体をまとめています。 |
住所 | 東京都世田谷区奥沢7−24−3 九品仏スカイハイツ 1F |
TEL | 03−3701−2420 |
営業時間 | 9:30〜20:00 |
定休日 | 無休 |
アクセス | 東急大井町線九品仏駅下車徒歩4分 |
その他 | 喫茶スペースあり |