菓子工房　キャラント

ＪＲ金町駅からバスに乗ること約10分、停留所で降り歩いていると、バス通り沿いに暖かみのある黄色い家と、その黄色に映えるように、赤やオレンジ色の花でガーデニングされた『菓子工房 キャラント』が見えてきます。この店のオーナーシェフを務めているのは、以前、東京柿の木坂の『キャトル』で修業をし、独立した平野信男氏です。木目を基調にした店内は、落ち着いた感じでゆったりとお菓子選びができる空間になっています。大きな木の丸テーブルには、多くの種類の焼き菓子が、店内の木目の暖かさに溶けこむように並べられています。そしてショーケースの中では、季節のフルーツをふんだんに使ったお菓子などが、キラキラと輝いています。また、店内には販売のスペースを仕切るようにブースが設けられ、そこで平野シェフが作るお菓子をいただけるのもうれしいですね。（2001年9月）

	シュークリーム　　￥１５０ シュー皮はフワフワとしていて柔らかい。カスタードクリームも生クリームが多く入っている配合で、とてもソフトな仕上がりです。シュー皮とクリームの相性が良い。
	モンブラン　　　￥３２０ とても大きなモンブランで、ショーケース内でも一際目をひきました。甘さのしっかりとしたマロンペーストで、全体のバランスが良い。
	グレープフルーツのムース　　￥２６０ お勧めのケーキだそうです。上にトッピングされているグレープフルーツは、フレッシュでみずみずしくて美味しい。ムースはグレープフルーツの苦味などがなく、やさしい味に仕上げられています。
	ライチのゼリー　　￥３００ とても口溶けの良いゼリーで、スーッと口の中で溶けて、ほんのりとライチの香りの余韻が楽しめます。甘さも自然の甘みを上手に生かしてあるので、さっぱりとした味わいです。
	シャルロットポワール　　　￥３００ ムースの上に洋ナシがふんだんにゴロゴロところがっているのが嬉しい。ムースの口当たりも軽いので、食べやすい。