2002年1月札幌にオープンしたお店です。まだ全国誌に載ったことはないとのことでしたが、東京にあっても人気店になること間違いなし!の本当に素晴らしい味でした。特に印象的だったのは卵と乳製品、そしておそらく砂糖の味です。北海道では砂糖といえば「てんさい糖」が一般的。どのケーキも、ちゃんと甘さを感じてもくどさがなくキレのいい味なのは、この砂糖のおかげではないかと思います。そしてもちろんそれら素材の味を存分に引き出している椎谷宏一シェフの実力の賜物でしょう。パナデリアのそばにあったら、毎日でも通いたくなるお店です。(2003年7月) |
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シュー・ア・ラ・クレーム¥200 さっくりとよく焼きこまれた皮と、ぽってりとコクのあるクリームがよく合っています。甘さ控えめでバターの風味がするクリームです。 |
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フィユティーヌ ¥350 チョコレートムースにはカカオ含有率の高いおいしいチョコレートが使われ、文句なしにおいしい!さらに、合わせてある生クリームのせいかキレがよくて大変軽やかです。細かいフィユティーヌとジャンドゥジャも、味・食感・量ともにムースとのバランスがとれています。 |
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シャン・ド・フレーズ ¥320 「アージュ」という苺コンフィ入りジュレとレモン&バジルのクレームの組み合わせ。まるで料理のようにバジルの香りと苺の爽やかな甘さがハーモニーをなしている、素晴らしい一品です。かわいらしい見た目とは裏腹に大人っぽい味は、デザートにぴったり! |
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クレーム・キャラメル ¥280 何よりもまず、おいしいのひとことに尽きます。卵の風味、牛乳だけで作ったさっぱりとしたキレのいい味、キャラメルソースのくどさのない甘さと苦み、柔らかすぎず濃厚すぎない固さ・・・。素材のおいしさをそのまま素直に引き出したプリン、是非一度食べてみて。 |
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フロマージュ・ブラン ¥350 卵黄入りのフロマージュ・ブランは黄色っぽくとてもコクがあり、中の苺のジュレに負けない味わい。フランボワーズと合わせられることの多いフロマージュ・ブランですが、苺との相性は抜群です。底のジェノワーズはホロホロッとしており、やはり卵のコクを感じます。 |
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ミゼラブル ¥300 シェフがベルギー滞在中に出会い、バタークリームのおいしさに目覚めたというケーキ。その言葉通りの期待を裏切らないおいしさで、やはりバタークリームのおいしさにはっとさせられます。バターというよりむしろアイスクリームを食べているかのような味で、素材の素晴らしさをしみじみと感じます。それを挟むビスキュイ・ミゼラブルには粗切りのナッツがたっぷりと入り、コリコリとした食感、シュワッとした口溶けがとても新鮮です。 |
住所 | 北海道札幌市中央区北5条西21丁目1-15 |
TEL | 011-611-7003 |
営業時間 | 10:00〜20:00 |
定休日 | 水曜日 |
アクセス | 地下鉄東西線西18丁目もしくは西28丁目から徒歩12分 |