「naif」 谷上正幸 氏 |
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「メルカト・セブンクォーター」 「紀ノ国屋」を経て、96年2月、 目黒に「ナイーフ」を開店。 |
![]() 「絶対これでないといけないという、こだわりはないんです。のんびり時間をかけて、味わいのあるおいしいパンができれば。」そもそもナイーフとは、フランス語で「素朴な」とか「自然な」という意味だそう。谷上さんの作り出す素朴さとはどういうものなのだろうか。「なかには風味をだすため、国産小麦を使っているパンもありますが、無農薬・天然酵母イコール健康という方程式は僕の中にはないんです。今は4社の粉をブレンドして使っていて、組み合わせで風味を出しています。粉にはいいところもあれば、悪いところもあるので、一つ一つ合わせることによって悪いところを消し、いいところだけを出すという粉の使い方をしています。」また「粉は季節によっても違うので、いいものが入ったらそれを使います。」とのこと。4社もの粉をブレンドされているとはちょっと驚き。パン好きが通いつめる訳は、この見えない部分の特徴にあるようだ。 ![]() ![]() お二人の大きな、大きな夢は、フランスでパン屋さんをやることだそう。まだお若いので、国内だけにとらわれず、これからも夢に向かって頑張ってください。 取材日 1998年
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