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東京都洋菓子協会定期講習会 ９８．１０．２７ |
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去る10月27日に、池尻大橋にある東京都洋菓子協会で開催された定期講習会で、「レ・アントルメ」のシェフ・魵(えび)沢信次さんが講師をされました。 魵沢さんと言えば現役で洋菓子業界でご活躍されているのはもちろんのこと、今後、洋菓子の世界を支えていく後輩の技術指導なども積極的に行なわれている方です。そんな魵沢さんの技術を見せていただこう…と、講習会に参加させていただきました。  到着したのが講習会の始まる20分前。そんなには遅くないはずですが、すでに場内は後ろの方を残してうまっていました。こんな後ろでは、魵沢さんの手元が見られない！と辺りを見回すと…ありました、ありました、最前列に1つだけ席が空いています。そこにちゃっかりと席をとり講習会の参加となりました。会場は後ろの方の人にも手元が見られるようにと師範台の上のほうに鏡が付いていてどこに座っていても見られる造りになっています。参加している生徒さんたちも、メモを取るのはもちろんのこと「その型は何処で買えるのですか？」「ミルクにはどこまで熱をつければ良いのですか？では、どうして？」など講習中に疑問に思うことは積極的に質問をし、その質問に対して、魵沢さんは分かりやすいように言葉を選んで答えてくださるという活気のある講習会となりました。魵沢さんのケーキ作りに対する思いが伝わってくるような修業時代の逸話などを交えながらの講習の3時間は「あっという間に過ぎてしまった」と、思ってしまうほど見ごたえたっぷり・充実感あるものでした。   講習の行われた10月末だと、このメニューからして「へーっ、もうクリスマス？！」といった気分でしたが、お菓子屋さんでは、すでにクリスマスケーキ戦線に突入しているそうです。 そんな今回の魵沢さんの講習会は一回で１５本分の（それぞれのケーキごとに）ノエルを仕込むという、まさにお菓子屋さんのお菓子作り。ケーキを作る手際がいいことはもちろん！さすが、人を引き付ける魅力がいっぱいの魵沢さんだけにこれからも技術指導などでご活躍されることを願っています。 そして、何といっても「レ・アントルメ」のクリスマスケーキ、とても楽しみです。 |