●密かな野望

「自分の行きたい店にしたい、ということが基本。本当は、カフェで朝食が食べられるようにしたいんですよ」

出勤前にお気に入りのパンとコーヒーを、という希望は多いそうだ。しかも、朝の早いパン屋には、当然朝早くから人がいる。それでも、あえてオープンしないのは、早朝のカフェの作業が増えると、スタッフの作業時間が長くなってしまうから。もう少し店舗が落ち着いた頃、朝の幸せなひと時が楽しめるようになるかもしれませんよ。


●密かなコレクション

事務所内で目に付くのが、あちこちに取り付けられた木製の棚類。よく見ると、周りにはドライバーなど様々な工具類が・・・。

「棚を作るのが好きなんですよ。あ、そうそう。その辺にギターも転がっているんじゃないかな」

と明石さん。なんでも地下には、ビートルズのコレクションやギターなど、好きなものを集めた趣味の部屋があるのだそう。
更に、事務所の扉を開けると、そこはガレージ。車好きにはたまらない、ため息の出るような名車のコレクションが!明石さん曰く、仕事の息抜きにいつでも出られるようになっているのだとか。
自宅、店舗、そして趣味の空間がひとつにまとまった場所。それが、本当の新生ブロートハイムなのかもしれません。


●好きなスプーン

カフェで注目したいのが、スプーン。柄とすくう部分がなだらかになったフォルム、そしてノミで叩いた跡の風合に引かれて明石さんが選んだ一品です。ぜひ、手にとってそのしっくり馴染む感覚を確かめてみてくださいね。