パナデリアの開設10周年を祝して「グランド ハイアット 東京 ペストリーブティック」のシェフ 本田修一氏によるパン講習会が開催されました。プロの技術をより間近に感じられるようにと、今回の参加募集は限定20名。会場となった日本製粉東部技術センターには、講習スタートの30分以上前から続々と参加者が集まりました。


今回の講師、本田修一シェフ。
「みなさん、今日は粉まみれになって帰ってください!」




今回の講習会テーマは、“Noël”。本田シェフのシュトーレンとパネトーネをご本人から教わることが出来て、しかも焼き立てが食べられるという、夢のような企画なのです!
その他、スペシャリテのプチバゲット、パンオレの計4品。パンは、捏ね上げや発酵が必要なので種類によっては相当の時間がかかるもの。限られた時間の中でこれだけの品数の全工程をレクチャーするのは容易なことではありません。しかし、さすがホテルで鍛え抜かれたシェフのこと。てきぱきと段取りを計算し、なんと徹夜の夜勤明けにも関わらず、前日から仕込みをして頂きました。
講習会を始めるにあたり、日本製粉の宮長さんより、講習に使用する粉の説明をして頂きました。今回使ったのは、日本製粉の“クラシック”、“グリストミル”、“イーグル”の計3種類。



【今回使用した粉】

◆クラシック
「スローブレッド」の精神のもと、日本製粉が原料の小麦から研究し、こだわって開発したフランパン用粉。小麦本来の濃くて深い味わいと、噛むほどに甘みのあるパンができます。
◆グリストミル
良質なカナダ産小麦を100%使用した石臼挽き粉。石臼でゆっくり粗挽きすることで、小麦本来の風味と味わいを活かしています。
◆イーグル
パン本来の味を引き出し、優れた加工安定性を備えた日本製粉の代表的なパン用強力粉。




【今回作ったパン】

プチバゲット



パン オ レ


パネトーネ


シュトーレン





さてそれでは、今回の講習会で教わったパンを順を追って紹介させていただきます!

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