パン＆スイーツガイド「ザ・ペニンシュラブティック＆カフェ」で、季節のプレートを楽しむ

東京のラグジュアリーホテル「ザ・ペニンシュラ東京」の地下一階にある「ザ・ペニンシュラブティック＆カフェ」では、季節ごとに創意あふれるメニューの提案を行っています。

そのひとつ、平日限定のシーズナルプレートランチをご紹介したいと思います。

旬のフルーツをすべてのメニューに取り入れた、ユニークな５品のプレートランチで、コーヒーまたは紅茶も付きます。

12月3日から31日まで（25日を除く）は、栗のプレートランチ（1700円）。

“栗のマッドネス”ワンプレートミールと題されたその内容は

渋皮マロンとスモークサーモンのガーデンサラダ
栗と芝海老のタルト
栗とコンビーフのクロケット
ローストチキンローズマリーの香り栗とキノコのソース
温かいマロンプディング

やや厚めにスライスされたサーモンを散らしたサラダには
渋皮マロンが隠れています。

キッシュのようなクリーミィなアパレイユにさくさくの生地のタルト
ほんのり栗の甘さが感じられるコンビーフのクロケット

ローズマリーの香りを効かせたローストチキンは、しっかりとしたボリュームで、栗ときのこたっぷりのソース
そして、ほんのり温かいマロンプディングは、ほっくりとした生地の中に栗が隠れていて、とてもおいしいものでした

吟味された内容のワンプレートで、ひとつのテーマに絞った内容が楽しく、飲み物もついて、このお値段というのは、かなりお値打ち。ややこじんまりとしたスペースではありますが、一流ホテルのサービスを楽しむことができるのも魅力的。

11時から18時半までオーダーできるので、少し遅いお昼が食べたいときにも便利ですし、お夕食としていただくことも可能だと思います。

9月から11月には、洋ナシをテーマとした内容のプレートランチが出されていました。

洋ナシとジャンボンハムのサラダ洋ナシのドレッシング
洋ナシとチキンサワークリームのサンドイッチ

洋ナシのタルトと共に

洋ナシとブルーチーズのケークサレ
牛頬肉の赤ワイン煮　洋ナシのコンポート添え
洋ナシのタルト

ほんのりブルーチーズの香るケークサレやサワークリームのサンドイッチがおしゃれ。
柔らかく煮えた牛頬肉の赤ワイン煮には、チョコレートが隠し味に使ってありました。

他に、たとえば、マンゴーの季節の“マンゴーマッドネス”は、

小エビとマンゴーのサラダ
モッツァレラチーズのカプレーゼマンゴーヨーグルトソース
マンゴーとチキンのミニバーガー
エキゾチックスペアリブマンゴーのソテー添え
マンゴープリン

桃の季節の“白桃マッドネス”は

白桃とトマトのガスパチョ
白桃、モッツァレラ、アンディーブのサラダジェノベーゼソース
フライドフィッシュと白桃ペーストのオープンサンド
グリルチキン夏野菜と白桃のコンデュモン添え
白桃とヨーグルトのパンナコッタ

ガスパチョとパンナコッタ

魅力的な内容だと思いませんか？
小さめのマンゴープリンは、ココナッツソースこそ入っていないものの、人気の絶品マンゴープリンと同じアパレイユが楽しめるのです。

そして、3月11日から4月10日の桜の季節には、“桜”ワンプレートランチが提供されるそうです。
グリルチキンのサラダ桜ドレッシング
リコッタチーズとスモークサーモンを詰めた桜のクレープ
桜エビをまとったライスコロッケ
ローストポーク桜のヴィンコットソース
桜のムース
こちらも、非常に楽しみですね。

また、9月から始まった「平日限定ザ・ワッフルバー」は、12月31日までの提供（12月25日を除く）。コーヒーまたは紅茶付きで1700円。
熱々のワッフルは、どれもボリュームたっぷり。
ベリー・ベリー、ナッティーキャラメル、モンブラン、ナポリ、バナナ・チョコレート、ハワイアン、和ッフルといったスイーツ系のメニューの他
ワッフルベネディクト、オータムハーベスト、ハム＆チーズといったお食事系のワッフルもあるので、軽食としても楽しめます。ワッフルベネディクトは、エッグベネディクトをマフィンではなく、ワッフルを使って表現した、ユニークな一品。

そして、ブティック＆カフェに寄ったら、同じフロアにあるお菓子の厨房の前に、季節ごとに飾られるディスプレイも、必見です。
どこか、ほのぼのとした雰囲気のディスプレイに、心がなごみます。

イースターのウサギやクマのチョコレート、夏まつりなど、季節感あふれる内容のディスプレイ。