前夜祭



第9回目となる今年のテーマは、「JAPON (ジャポン)」。海外勢による和素材使いはもちろんですが、国内のショコラティエ達の活躍ぶりも気になるところです。


入口には『JAPON』の文字


前夜祭の最初を飾るのは、「サロン・デュ・ショコラ」生みの親、フランソワ・ジャンテ&シルヴィー・ドゥース夫妻です。




実は、今回の前夜祭にはスペシャルイベントがありました。それは、日本でも活躍中のクレモンティーヌさんによる特別ライブ!なんと、CMでもお馴染みの『バカボンのテーマ』を披露してくれるとのことで、会場の熱気も高まります。


ほっそりとした姿が美しい、パリ生まれのクレモンティーヌさん。大好きなショコラをテーマにした『ショコラ エ スイーツ』や日本のアニメソングをボサノヴァでアレンジした『アニメンティーヌ〜ボッサ・ドゥ・アニメ〜』が好評発売中)


サロン・デュ・ショコラについて聞かれると・・・。
「ショコラは大好きです。特にシャンパンと合せるのが好きですね。濃く煎れたコーヒーにも合うと思いますよ」
とコメント。先ほども、サロン・デュ・ショコラの会場で6粒ほどショコラを食べてきたのだそう。


ささやくようなやさしい歌声と、ボサノヴァのリズムが心に響きます ♪バ〜カ ボン ボン・・・♪の響きが、なんともスイート!


続いて、この日のために集まった国内外のショコラティエ&パティシエたちが登場。その数は、総勢40名!会場はそれほど広くないのですが、大丈夫でしょうか・・・。


青木シェフ、アルノー・ラエール氏・・・、
とABC順に登場



クリスティーヌ・フェルベールさんとクリストフ・ミシャラク氏!なんとも豪華な顔ぶれです


黒いコックコートが決まっているのは、ファブリス・ジロット氏(右)とフランク・フレッソン氏(左)


今年の顔といえば・・・。そう、「ユーゴ&ヴィクトール」のユーグ・ブジェ氏(右)とシルヴァン・ブラン氏(左)の2人。


3列にも重なったその最前列に、体格のいいメンバーがずらり!後ろの人たちがまったく見えません。写真右から、パスカル・デュピュイ氏、パスカル・ル・ガック氏、フィリップ・ベル氏、フィリップ・ベルナシオン氏


ところで、ここでちょっとオシャレチェック!
ミシャラク氏にフレッソン氏、そしてブジェ氏・・・と、コックコートがシャツスタイルなのにお気付きでしょうか?日本ではあまり見かけませんが、恐らくパリではこれが最先端のスタイルなのでしょう。確かに素敵です!そのほか、襟がトリコロールカラーになったM.O.Fの方、ショコラティエらしい黒い生地のもの、ちょっとインテリな雰囲気の開襟タイプなど、コックコートにも個性が光っているのが面白いところ。皆さんも、機会があったらチェックしてみてください。

さて、そうこうするうちに、舞台上はショコラティエ&パティシエでいっぱいに。こんなに大勢が一堂に会するなんてめったにない貴重な機会です。最前列の方たちにしゃがんでいただき、写真撮影タイム!


場内は大盛り上がり。ふざけて押し合ったりして、皆さん楽しそうでした


最後は、“JAPON”を代表して、水野直己さんと和泉光一さんが登場。「ワールド・チョコレート・マスターズ2007」で総合優勝に輝いた、水野さんによる渾身のショコラのピエスモンテが披露されました。


繊細ながら迫力のある、扇のピエスモンテ。木のように見える台座の部分もチョコレートなのだそう


“サロン・デュ・ショコラ”の会場に飾られた和泉さん作のピエス。日本の心、“わび”“さび”を古木のモチーフで表現した意欲作。「湖面に映る富士山のようなイメージにしたかった」ということで、台座の裏側にも木がデザインされています!


最後は、扇のピエスを囲んで記念写真。クレモンティーヌさんも再び登場し、前夜祭の夜は華やかに幕を閉じました。






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