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サロン・デュ・ショコラの会場には、この季節を待ちわびたショコラ好きが大勢詰め掛けていました。新しい店舗やアイテムにワクワクし、憧れのシェフにトキメキ、そして、長い長い行列にタエ・・・。ショコラの祭典「サロン・デュ・ショコラ」には、様々なものがありますが、そのすべてが醍醐味!皆さんは、どんな発見がありましたか?ここでは、パナデリアが出会ったものをご紹介したいと思います。



我らがツッチーこと、土屋公二シェフを発見!噂によると、今年はすごいものがあるそうですが・・・

じゃーーん!土屋シェフの自信作は、厚くカットしたフォアグラのソテーに、チョコレートとバルサミコ酢のソース、そしてイチゴとリンゴをサンドした「パンブリオッシュ オ フォアグラ(\1,050)」。フレンチの一皿になりそうな、完成度の高い一品です!


フランスショコラ界の重鎮であり、日本でも根強いファンを持つ「ファブリス・ジロット」。今年は、生姜、抹茶、柚子、胡麻という4種の和素材を使った「アンスピラシオン・ジャポン(8個入/円4,410)」が話題に。デザインもユニーク!

今年、最もホットな2人を発見。多くのパティシエに影響を与えてきた、「オテル・プラザ・アテネ」のクリストフ・ミシャラク氏(右)と、今、最も注目の「ユーゴ&ヴィクトール」のシェフ、ユーグ・プジェ氏(左)です。かなり話し込んでいた様子でしたが、やっぱり話題は“ショコラ”でしょうか?(コックコートにも注目!)

ミシャラク氏のおすすめは、なんともアーティスティックな表情の「トゥロン(¥3,570)」。ヘーゼルナッツのプラリネとショコラの組み合わせですが、サクサクとした小気味良い食感のせいか、重さがなく、都会的な印象。さすがです!


「ロシェ・ポシェット(\2,310)」は、「オテル・プラザ・アテネ」の客室に置かれるショコラ。ミシャラク氏は、これが大好きで、なんと、1日に10個位食べてしまうこともあるのだとか!? 「もちろん、食べた後はジョギングするけどね(笑)」とのことですが、本当でしょうか?

ジュゼッペ・アルチンボルド作の絵をショコラでアレンジした、なんとも洒落たディスプレイの「ユーゴ&ヴィクトール」。初登場ということもあり、会期中ずっと行列がたえませんでした!
ショコラ・サブール(12個入)¥4,200

もうひとつの行列といえば、「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ」の“東京焼きマカロンショコラ(\381)”! なんと、抹茶味の生地にチョコレートのマカロンを入れて焼き上げた、アオキ流今川焼きなのです。パリでも好評だったそうですが、この遊び心のあるアイデア、ニクイですね!


お馴染みの「ジャン=ポール・エヴァン」からは、サロン・デュ・ショコラ限定でチューブが登場。ショコラやノワゼット、柑橘系の3種類あり(各¥3,675)
「ジャン=ポール・エヴァン」のブースで密かに人気を集めていたのは、スイス在住のショコラティエ、フィリップ・モザ氏の作品


毎年、夢のあるディスプレイで楽しませてくれる「クリスティーヌ・フェルベール」。さすがは、コンフィチュールの妖精!ショコラの味わいにも、包み込むようなやさしさがあり、ホッと心が癒されます


「フィリップ・ベル」の“キャラメルセミリキッドショコラ(¥1,575)”は、文字通り、極めてリキッドに近いガナッシュを閉じ込めたショコラ。4種類の味が楽しめますが、中でも、ジャポンを代表する柚子の香りとトロッとなめらかなキャラメルの組合わせはヒットでした!
“キャラメルペースト¥2,625”は、食べ始めたら最後、止まらないかも・・・と言う危険な一品


日本でも手に入りやすくなった「プラリュ」。今回は、鮮やかなピンク色のプラリネ入りのブリオッシュ"プラリュリン"も登場していました


昨年秋、パリに支店をオープンしたフランク・ケストナー氏。真剣な表情で、ピエスモンテの製作中です
“サブレショコラ ¥1,995”と、パナデリアでは定番的な人気アイテムの、塩キャラメルとサブレ入りのタブレット。これが¥945というのは驚異的です!


パナデリアでもお馴染み、BIOのショコラ「KAOKA」


カラフルなディスプレイの「100% チョコレートカフェ」。選ぶ楽しみに溢れています

こちらもカラフル!パリ「オ・アニズティエ・ドゥ・ロワ」のブースには、素焼きの陶器入りの“フォンデュ オ ショコラ(¥2,520)”がずらり

カラフルシリーズ第3弾は、ドイツ「コップナー」。木の棒の先にチョコレートが付いているので、ホットミルクに溶かせばたちまちショコラショーの出来上がり!


あれ、こんなところに石鹸が・・・!? ノルウェー・オスロからは、ルレ・デセール会員でもある「パスカル・ドゥピュイ」が初登場。その名も、“サロン・デュ・ショコラ”ならぬ、“サヴォン・デュ・ショコラ”! ヴァレンタインのサプライズに良さそうですね

水色の缶がトレードマークの「ヴェストリ」は、イタリア・フィレンツェで人気のショコラトリー。スプーンで食べるジャンドゥイアは、濃厚なナッツの風味が贅沢!パンやアイスクリームに添えてもおいしそう



ザーッと駆け足でご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
“やっぱり行けば良かった〜!”もしくは、“あれも買っておけば良かった〜”と後悔している方、伊勢丹新宿店のサロン・デュ・ショコラはすでに終了していますが、オンラインショップや本館地下1Fの「ショコラ セレクション」で引き続き販売しているものもたくさんあります(2/14まで)。また、京都、愛知、北海道などの地域でも開催していますので、ぜひチェックしてみてくださいね!




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