1926年ブリュッセルで創立以来、世界80カ国以上で店舗展開をしているゴディバ。その名前はチョコレートマニアでなくても知っている甘い合言葉ですよね。ひと昔前にはなりますが、「女性が男性と一緒に食べたい専門店チョコレート」新聞ランキングで、ゴディバが一位だったのを見て、これほど女心を鷲掴みにするブランド力ってすごいな、と感心したものです。そういえば、我が家でも家族が会社などで貰ってくるバレンタインのチョコには、必ずゴディバがありましたっけ!

そんな私的エピソードが思い浮かんだのも、レセプション会場に入った瞬間の、真っ赤でキュートなイラストデザインが、テンションをあげてくれたからに違いありません。ゴディバ×ハイメ・アジョンのコラボレーション!「ヴィザージュダムール コレクション」*PERSONAGE of LOVE* 愛の想いを届けるゴディバのバレンタイン発表会は、愛の女子力に溢れた雰囲気の中はじまりました。



「一年の中で、日本人がチョコレートを求めるのは圧倒的にバレンタインシーズンです。好きな男性にはもちろん、今は義理チョコ、友チョコ、ママチョコ、マイチョコと、様々なバァレンタインチョコがありますね」と、ゴディバ ジャパン社長のジェローム・シュシャン氏。

ゴディバ ジャパン株式会社 代表取締役社長
ジェローム・シュシャン氏


そんなバレンタインの根底にある‘愛情’や‘感謝’の気持ちを形にしたのが2013年ゴディバのバレンタイン。テーマは「PERSONAGE of LOVE(愛の想いを伝える人物)」。チョコレートを贈る一人一人、その人だけが抱く愛の想いを伝える人物をモチーフにしたパッケージと、ハート型の粒に愛の想いにあふれたスマイルの顔をデザインした限定チョコレート。今年は初の試みで、パッケージだけでなく、チョコレートのデザインも合わせてコラボレーションを実現したそうです。


マドリッド生まれのスペイン人、現在はロンドン在住のアーティスト、ハイメ・アジョン氏。家具やインテリアのデザインほか、企業とのコラボレーション等で活躍中

この温かみあるキュートなデザインを手がけたのは、個性的な作風で知られる新進気鋭のスペイン人アーティスト、ハイメ・アジョン氏。
「昨年に続きポジティヴなメッセージをこめた楽しい仕事でした。イラストに登場するのはどこにでもいる、ごく普通の女の子。宇宙や花をイメージしたハートと花火を背景に、ハートを手に持った女の子がいます。彼女は、一段高い特別なところで、矢を抜くことができないでいますが、未来への期待感を象徴するように微笑んでいます」

手書きの温かみと、誰にでもあてはまるようなストーリー性、洒落たデザインが特別感をもたらすのでしょうか。デザイナー本人に語っていただくと、イメージがさらに広がりますね。


限定粒だけを詰めた「ヴィザージュダムール セレクション」





「ヴィザージュダムール ミルクアソートメント」は限定粒「ヴィザージュダムール マンダリンハニー」と人気の定番ミルクチョコレートの詰め合わせ


「ヴィザージュダムール キープセイク」(右)は、「ヴィザージュダムール パッションマンゴー」を含めた限定粒を特別感のある豪華なパッケージに詰め合わせ。「ヴィザージュダムール 陶器キープセイクハート」(左)は、「ヴィザージュダムール パッションマンゴー」をはじめ、限定粒だけのお楽しみ

果たして恋の行方は・・・? 宙に舞うハート型の限定チョコレートが祝福してくれるはず!



ゴディバ ジャパン株式会社のシェフ・ショコラティエ、ヤニック・シュヴォロー氏。パティシエとしてはもちろん、研究開発チームの一員として、日本市場で展開する新商品の開発にも尽力している

シェフ・ショコラティエ、ヤニック・シュヴォロー氏によると、今年の限定チョコレート「ヴィザージュダムール」は6種全ての中身が二層構造。一層がフルーツを使ったまろやかなガナッシュ、二層目がヘーゼルナッツやアーモンドなど、ナッツプラリネにサクッとしたクランチを加え、テクスチャーに変化を出したそう。左右非対称のハート表面には、パッケージと連動した可愛らしいハイメ・アジョン氏のデザインがあしらわれ、愛情、友情、感謝の気持ちがチョコレートと融合します。では、気になるハートの中を見てみましょう。


「ヴィザージュダムール」とはフランス語で‘愛の顔’の意。愛の想いにあふれたデザイン


ヴィザージュダムール パッションマンゴー
(パッション&マンゴーガナッシュ+ジャンドゥーヤ+ミルクチョコレート)

ヴィザージュダムール ストロベリーライチ
ストロベリーライチガナッシュ+ココナッツマカダミアクリーム+ダークチョコレート)
ヴィザージュダムール マンダリンハニー
(マンダリン&ハニーガナッシュ+ヘーゼルナッツプラリネ+ミルクチョコレート)
ヴィザージュダムール アーモンドパッション
(パッションフルーツ&ジンジャーガナッシュ+アーモンドバタープラリネ+ホワイトチョコレート)
ヴィザージュダムール ハニーバナナ
(バナナ&ハニーガナッシュ+ライスクリスプ&ヘーゼルナッツプラリネ+ミルクチョコレート)
ヴィザージュダムール レモングラスココナッツ
(レモングラスガナッシュ+キャラメリゼしたココナッツ&アーモンドプラリネ+ダークチョコレート)




後半は、フォトグラファーで映画監督の蜷川実花さんをゲストに迎え、トークショーが行われました。舞台中央に設えた幕が上がり、ハイメ・アジョン氏デザインによるゴディバのヴァレンタインチョコレートをテーマに、蜷川さんが撮影した一枚のポスターが披露されました。わっ、なんて鮮やかでドキッとする赤!

蜷川さんが撮影したポスターを前に、語るハイメ・アジョン氏 蜷川実花さんの作品。赤い花の中にヴィザージュダムールがいっぱい


カッコイイ&スタイリッシュなファッションで登場した蜷川さん。映像を仕事とする感性から、「赤い花には、赤といってもたくさんの色があり、いろんな意味があると思います」と、お披露目されたポスターを前に語ります。
確かに、質感、明るさの微妙に違う赤い花が敷き詰められ、アジョン氏のヴィザージュダムールコレクションと絶妙なバランスです。そして「父が持ち帰った義理チョコがゴディバでした。それを食べるのが楽しみで」と、ゴディバチョコレートの思い出も。

一方、「チョコレートの仕事は楽しい。何といっても、自分のデザインしたチョコレートが美味しく食べられるのだからたまりません」とアジョン氏。チョコレートの繊細なおいしさも、写真の中で表現されているようで良かったです。

最後はお楽しみ、ヴィザージュダムールの試食を設けたレセプションパーティーです。


シャンパーニュと「ヴィザージュダムール」のチョコレートは文句なくマリアージュ


表面の小さな赤いハートは、愛情や感謝をこめたハンドデコレーション
見事なシェイカーパフォーマンスで紅白に並んだゴディバリキュールのカクテル。苺リキュールとクリームでロマンチックに
日本酒とオレンジキュラソーをゴディバリキュールにプラス。デコールはオランジェット
シェイカーやボトルをパスしたり、宙に回転させながら、ゴディバリキュールのカクテルを完成させるフレアバーテンダー。彼らのスゴ技は見ているだけでも楽しい




ゴディバチョコレートリキュールと苺リキュール


思い思いのドリンクを手に取り、カウンターに並べられたヴィザージュダムールの限定チョコレートをいただきました。クリーミーとサクサク・・・二層の異なる風味とテクスチャーが、齧った後、時間差で混ざって融合していく、ケーキのような構造も楽しい!

今回は食べるチョコレートだけでなく、デザートや飲むチョコレート酒も登場。特に興味津々だったのは、世界トップレベルのフレアバーテンダーによるカクテルパフォーマンス。シェイカーを回転させたり、ボトルをパスしたりしながら、最後は美しいカクテルを完成させる手さばきにうっとり。薔薇の花びらを浮かべたクリーミーなカクテルは、ゴディバチョコレートリキュールをベースに、苺リキュール、クリームをシェイク。ロマンチックを想像していたらとても刺激的なお酒でした。
また、バーテンダーおすすめの日本酒とオレンジキュラソーをブレンドしたもう一種のカクテルは、日本酒がチョコレートリキュールと合うなんて、と驚かされた一杯。真似してみたくなりました。


ハイメ・アジョン氏デザインのかわいいボックスに入った「ガトーショコラオレ」



誰もがやさしい気持ちになり、それぞれのうちに秘めた想いを伝える年に一度のバレンタイン、女性から男性へはもちろん、ご家族、お友達など、大切な人へ届けたいメッセージは、愛の想いにあふれたパッケージ&チョコレートが、きっと届けてくれるでしょう。




GODIVA 〈 ヴィザージュダムール コレクション 〉

販売期間:2013年1月6日〜2月14日
価格:ヴィザージュダムールセレクション 3粒入 ¥1,365、
5粒入 ¥2,100、9粒入 ¥3,990 他。
取扱店:全国有名百貨店内ゴディバショップ及びゴディバ専門店
※取扱いアイテムは店舗により異なります
GODIVA公式URL http://www.godiva.co.jp/




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