パナデリアが行く(春夏秋冬、色めくフランス)

フランス観光開発機構は今年、「春夏秋冬、色めくフランス」をキャッチフレーズに新たな観光キャンペーンを展開します。このキャンペーンの概要と最新のフランス観光情報を発表するプレス向けの発表会に伺ってきました。
会場となったのは、庭園の美しさでも有名な「ホテル椿山荘東京」。桜の満開には少し早い１日でしたが、春めいた暖かさの中、心はすでに春のフランスへと飛んでいったようでした。
また、この日は2015年のフランス観光親善大使の任命式も兼ねているので、就任するお二人への期待も高まり、わくわくした気分で記者発表の会場へと向かいました。

キャンペーンパートナーの名前が書かれたボードが置かれたプレス発表会の会場

まずは、フランス観光開発機構在日代表アジア地区統括責任者であるフレデリック・メイエール氏から今回のキャンペーンの概要などの説明がありました。
フランスは、2013年の外国人観光客が8470万人以上にものぼり、観光客数では世界第一位の国であること。その中でもアジアからの観光客数は22％を占め、なかでも日本はフランスの文化施設を訪ねる外国人観光客として、第一位を誇っているそうです。
最近の人気は、アルザス地方とミディ・ピレネー地方で、日本人観光客の数は増加し、旅行代理店などでも積極的に宣伝をしているとのこと。
昨年、アルザスへの旅を楽しんだ身としては、アルザスの計り知れない魅力は実感済みなので、納得の説明となりました。

フランス観光開発機構在日代表アジア地区統括責任者フレデリック・メイエール氏

そして、「2015ー16年にフランスを訪れるべき15の理由」の紹介がありました。例えば、10年以上続いた工事がやっと終了し、陸地から完全に切り離された島となった「モン・サン＝ミッシェル」。先日の「世紀の大潮」の話題は記憶に新しいところです。
その他にも1月にトゥールーズ近郊にオープンした航空科学や技術をテーマにしたテーマパーク「Aeroscopia（アエロスコピア）」や昨年12月にルーアンに登場した「パノラマ XXL」という観光アトラクション。そして、ルイ14世の没後300年を記念して2015年10月26日からヴェルサイユ宮殿において開催される特別展「国王崩御！（Le roi est mort）」など、15の魅力的な「旅の目的」が紹介されました。
その他にもホテルのリニューアルオープンや新規オープンなどホテル業界の動きも見逃せません。

フレデリック・メイエール氏から語られるフランスは、各地方、それぞれの魅力、そして四季それぞれの味覚やイベントなど、万華鏡をのぞいたような楽しさがいっぱいつまった国。改めてこの「春夏秋冬色めくフランス」というキャッチフレーズの意味がわかった気がしました。

さて、次はそのおとぎの国に行くための乗り物のお話です。
エールフランス航空/KLMオランダ航空日本支社コマーシャルディレクターのジャン・ウッドドゥ・ラ・ブルテッシュ氏からエールフランス航空についての紹介がありました。
すでにインターネットなどでは宣伝をしていますが、エールフランスではこの夏、羽田からパリへ最大1日2便の運航、加えて成田、関空からの毎日1便で、朝、昼、夜とお客様のニーズに合わせた充実したスケジュールでのフライトを実施。さらに羽田線では、4つのキャビンすべてがアップグレードしたクオリティになるそうです。
“一歩入ればそこはフランス”と呼ばれる優雅な空の旅を提供し続けるエール・フランス航空ならではのサービスに、これからも期待したいと思います。

エールフランス航空/KLMオランダ航空日本支社コマーシャルディレクタージャン・ウッドドゥ・ラ・ブルテッシュ氏

その後もフランス観光開発機構　広報担当の森由美子さんから今回のキャンペーンのコンセプトや実際のスケジュール、マーケティング・プランなど、細かい説明を受け、記者会見は終了しました。
その後、会場を移し、レセプションとなります。その席で、2015年のフランス観光親善大使のお二人の任命式が執り行われました。

2015年度　フランス観光親善大使に選ばれた大地真央さん、森田恭通さんご夫妻

2015年、フランス観光親善大使に就任されたのは、女優の大地真央さんとデザイナーの森田恭通さんご夫妻。
お二人は2007年にフランス・シャンパーニュ地方のエペルネで結婚式を挙げられたとのことで、毎年結婚記念日には、想い出の地に出かけているそうです。
お二人には、フランス大使館駐日フランス大使であるティエリー・ダナ氏から任命状が手渡されました。また、エールフランス航空のジャン・ウッドドゥ・ラ・ブルテッシュ氏から記念品の贈呈がありました。

駐日フランス大使ティエリー・ダナ氏とともに任命状を手に

その後、おひとりずつご挨拶があり、白いドレス姿が素敵な大地真央さんからは、舞台で「マリーアントワネット」「ガブリエル・シャネル」などを演じる機会があり、こういう芯が強くてエレガントな女性との出会いから、フランスが大好きになったこと、ご主人の森田恭通さんとの2007年の結婚のこと、今回こうしてご夫婦での任命となったことへの感謝などが語られました。
続いて、森田恭通さんからはシャンパンが大好きだということ、フランスとの関わりも多く、「ブラッスリーポール・ボキューズ」「ジョエル・ロブション」のインテリアデザインを手がけたこと、今回のキャンペーンパートナーの一社でもある「バカラ」の250周年記念プロジェクトのシャンデリアを手がけたことなどが語られました。
大地氏、森田氏両方とも、最後はフランス語での挨拶で締めくくられました。

観光親善大使としてフランスのまだ見ぬ場所で素敵な経験をし、それぞれの季節を楽しむ提案をしたいというお二人

レセプション会場のテーブルには、3色の風船と小さな旅行鞄が飾られました

そして、ティエリー・ダナ駐日フランス大使の「ローラン・ペリエ」のロゼ・シャンパンでの乾杯の挨拶の後、ビュッフェスタイルで料理や、シャンパン、ワインなどを楽しめる華やかなパーティがスタートしました。
会場内には、2013年に同じくご夫婦でフランス観光親善大使を務められたパティシエの鎧塚俊彦氏と女優の川島なお美さんの姿もみえ、なごやかなムードの中、レセプションは進められていきました。

乾杯の挨拶にも使われた「ローラン・ペリエ」のロゼ・シャンパンは、フレッシュさ、エレガントさ、バランスの良さを兼ね備えている

「春夏秋冬色めくフランス」、日本と同じように、四季折々の魅力がいっぱいの国、フランス。どの季節にも違った表情を見せてくれるこの国に、2015年もぜひ、出かけてみてください。2015年だからこそ！の15の理由のチェックも忘れずに！

◆フランス観光開発機構公式サイト
　http://jp.rendezvousenfrance.com/ja

◆パリと地方を巡る、旬の旅を当てよう！　Webキャンペーン実施中
　http://jp.rendezvousenfrance.com/saison

◆エールフランス航空
　http://www.airfrance.co.jp/

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