取材・文 佐々木 千恵美  


女性が好きなチョコレートとダイヤモンド、この2つをつなげたベルギー、アントワープに本拠を置くショコラトリー・デルレイ。

フランス菓子職人のエリート集団、ルレ・デセールの一員であるデルレイ本店の2階にあるラボで、今でもひとつひとつ手作りされたチョコレートは、ダイヤモンド同様に煌めく甘いご褒美といえましょう。

そのデルレイから、2018年のバレンタインコレクションが発表されました。

毎年人気のダイヤモンド型のボックスに、今季は白地にピンクのふちどり、ロゴの部分にかわいらしいハートのホログラムをあしらった新作が登場。手に取れば心ときめくダイヤモンドボックス、開ければ大粒のチョコレートダイヤモンド。この仕掛けができるのはデルレイだけでしょう。

「リストランテ・ヒロ チェントロ 丸ビル」で行われたプレス発表会にて。デルレイアンバサダーの岡田まり先生による「ダイヤモンドフラワーボックス」。


日本上陸から13年目のコレクション。ダイヤモンドショコラのフレーバーは新作3種が加わって、全部で8種類。それでは新作を中心に、食べるダイヤモンドを紹介していきましょう。

今季の「ダイヤモンドBOX」はホワイトの他に、ピンク、レッドの3色のカラーから選べる。サイズは3個入、6個入、10個入。「セレクションボックス」は2個入から16個入まで、8つのサイズで展開。

ハートのホログラムがキュートな「ダイヤモンドボックス」ホワイト。

2段重ねの「ダイヤモンドBOX」ブラウン6個入は、直営店限定販売。


今回の新作は3種ともダークチョコレートでコーティングされています。

ピンクゴールドダイヤモンド

ダークチョコレートの中に、プレーンのダークガナッシュ入り。

ブラックダイヤモンドダーク

ダークチョコレートの中に、アーモンドプラリネ入りの濃厚な味。

グリーンゴールドダイヤモンド

ダークチョコレートの中に、フルーティーなアプリコットガナッシュ入り。爽やかな甘酸っぱさが魅力。


そして2種類の定番は外せません。

レッドダイヤモンドダーク

ダークチョコレートの中に、バニラ風味のホワイトチョコレートガナッシュ入り。

ゴールドダイヤモンドミルク

ミルクチョコレートの中に、アラビカコーヒーの濃厚なガナッシュ入り。コーヒーの香りがミルクチョコレートと調和。


この他の3種類は

ピンクダイヤモンドミルク

ミルクチョコレートの中に、とろりやわらかなキャラメルガナッシュとミルクのハーモニー。

ホワイトダイヤモンドミルク

ミルクチョコレートの中に、濃厚なバニラ風味のコーヒーガナッシュ入り。ミルクたっぷり感が印象的。

オレンジダイヤモンドミルク

ミルクチョコレートの中に、レモングラス、オレンジピールなどのガナッシュ入り。柑橘系フルーツに同系の香りを持つハーブを取り込んだ爽やかなハーモニー。



ハートショコラは今年も3色。そのうち1種類‘ピンクハートミルク’が新フレーバーで登場。センターに爽やかなチェリー風味のガナッシュを包んだミルクチョコレートです。

加えて人気の2種。パッションフルーツガナッシュをダークチョコレートでコーティングした‘レッドハートダーク’。柑橘系とミルクチョコレートのマッチングがきゅんとくる‘オレンジハートミルク’。

ハートショコラ3色。やっぱりバレンタインにハート形は欠かせない。


ダイヤやハート以外のショコラでは、今季はちょっとだけポップな装いの新作が登場。

デルレイ「セレクションBOX」16個入には、ダイヤモンドショコラやハートショコラ、スクエアショコラも入るから、あれこれ食べたい欲張りさん向き。

ミルクチョコレートの中に、フランス産ゲランド塩がアクセントの‘ソルティプラリネミルク’。
ココナッツ風味のガナッシュ入りミルクチョコレート‘ココナッツ’は、トップにピンクのダイヤモンドモチーフがかわいらしい。
全5種類のうち、この2種が新作となります。

デルレイのお店は、アントワープの本店以外、東京(銀座)にしかありません。昨年秋にオープンした「デルレイ銀座パティスリー」では、ショコラだけでなく、本場ベルギーのレシピに基づいて日本で作られた生ケーキや、ベルギーから直送されるマカロン、サブレ等の販売を展開中。本物のルレ・デセールの味を堪能できるデルレイ銀座店は、宝石店の集まる銀座4丁目交差点近くの立地です。

バレンタインコレクションは、デパート等の催事でも展開しますが、食べるジュエリーの並ぶ銀座のお店にも、ぜひお立ち寄りください。



デルレイ ダイヤモンドBOX セレクション
 2018年 1月下旬販売開始予定

DelReY デルレイの公式サイト
 http://www.delrey.co.jp/




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